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子供にスマホをもたせるのはいつから?今では小学生からスマホを持つ時代に!

現代社会では、スマートフォンが必需品となっています。成人であればスマホがないと生活に支障をきたすことも多いでしょう。ただし、子供にスマホを持たせるタイミングは難しいものです。連絡手段としての必要性はあっても、何歳から持たせるべきか判断がつかない親は多いはずです。この記事では、子供がスマホを持つメリットとデメリット、タイミングを解説します。

1.世間ではいつから子供にスマホを持たせているか

内閣府の調査資料によると、平成30年で子供のスマホ利用率は小学生で45.9%にものぼっています。さらに、中学生では70.7%と割合が大きくなっています。つまり、小学生の半数近く、中学生の7割以上がスマホを使っているのです。

 

資料によると、年度ごとに小中学生のスマホ利用率は高まっています。親が子供にスマホを持たせるのは普通の行為として受け入れられつつあるといえるでしょう。また、いわゆる「キッズケータイ」の普及も無視できません。あえてガラケーなどのコストが低い通信機器を持たせるケースも目立ってきました。単に通話をするだけであればスマホよりも料金がかからず、経済的だからです。

2.子供にスマホを持たせる理由は?

親が子供にスマホを持たせたい理由として、「連絡手段」が挙げられます。学校や塾への送り迎えや、トラブルに見舞われたときなどにスマホがあると便利です。また、GPS機能の存在も親からすれば安心です。子供の現在位置情報を常に把握できるため、事故や事件に巻き込まれるリスクを減らせます。

 

スマホの機能が子供の教育に役立つ面も理由の1つです。勉強をしていて調べたいことが出てきたとき、スマホなら手軽に検索できます。自宅学習に利用できるアプリもリリースされており、上手く使えば学力向上に役立ちます。そのほか、「ITリテラシー」を身につけさせるために、早くからスマホを渡す親もいます。ITの知識がないと社会で苦労をすることが多いかもしれません。子供のころからネットやアプリに慣れていれば、成長してからもIT機器を使いこなせるでしょう。

3.スマホをもたせるメリット

防犯やコミュニケーションツールなど、子供がスマホを持つメリットは様々です。以下、代表的なメリットを紹介します。

3-1.GPSで子供の位置がわかる

親にとって、子供が外出している時間は心配なものです。学校帰りで寄り道をしたり、危険な場所に子供だけで立ち入ったりしている可能性を考えると、落ち着かないこともあるでしょう。スマホにはGPS機能があるので、子供の現在位置をいつでも確認できます。もしも危険な場所にいるようなら、連絡して注意することができるのです。

 

また、子供が1人で迷子になってしまったり、トラブルに巻き込まれたりした時も、すぐに連絡が取れます。深刻な事態になる前に対応できるため、子供がスマホを持っていると親の安心感は強まります。もちろん、親が子供を監視し過ぎるのもよくはありません。ただ、あくまで「見守る」だけならスマホは効果的なアイテムです。子供の安全を確保するために、「小さいうちから持たせたい」と考える親は多いのです。

3-2.親子でのコミュニケーション手段になる

手軽な連絡手段としても、スマホは用いられています。共働きの家庭などでは親子のコミュニケーションが希薄になりかねません。そこで、スマホを子供に持たせて、少しでもやりとりを多くしようとする親もいます。子供の生活を直接見守ることができなくても、スマホがあれば間接的に見守ることができ、子供に対しても安心感を与えることが出来ます。

 

また、思春期を迎えて難しい年ごろになった子供とも、スマホなら対話をしやすいでしょう。直接相手には言えない内容も、LINEなどのメッセージアプリでは伝えやすいことがあります。スマホは親子双方にとって、気軽なコミュニケーションツールとなりえます。

3-3.ITリテラシーが身に付く

子供がスマホを持てば、手軽に調べものが出来るため、自由に幅広い知識を身に付けられます。その結果、親よりも子供がIT機器に詳しくなることも珍しくありません。現代社会ではITの知識も重要なスキルになるため、スマホを子供に早くから使わせたいと考える親もいます。SNSやアプリなどは、小中学生になれば十分に使いこなせます。これらの経験を通し、社会に出るための予習もできるでしょう。

 

時代の流れとともにIT機器は「使えて当たり前」の風潮が強まっていきます。社会に取り残されないよう、小さいころからスマホに触れておくことは非常に大切です。

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4.スマホを持たせるデメリット

前述したように、スマホを持たせるのはメリットが多く、子供においても持たせる価値が十分にあります。ただし、危険な面にも注意しないと予想外のトラブルを招きます。親から子供にスマホを与える際には、デメリットにも注意を払いましょう。ここからはスマホのデメリットについて述べていきます。

4-1.お金がかかる

当然ながら、スマホの契約にはお金がかかります。本体価格だけでなく月額使用料、通信料などは必須です。どれだけ安いプランであっても、月々数千円の出費にはなるでしょう。そのうえ、子供はスマホを持っているとついアプリゲームやSNS等で長時間遊んでしまいます。動画視聴やアプリのインストールなどを続けていると月々の使用料が高くなるばかりです。

 

さらに、子供が不注意でスマホを割ってしまったり、壊してしまった時も修理費が発生します。こうした想定していない出費がかかる可能性も頭に入れておきましょう。使い方や与える機種などは、子供の性格を考えて選ぶことが重要です。そのうえで、「遊びに使うのは1日30分まで」といったルールを子供と話し合い、正しく使わせましょう。

4-2.スマホに時間が浪費されてしまう

一度手にしてしまうと、スマホは夢中になって使用してしまう機器です。SNSやゲームをずっとしている子供も多いでしょう。その結果、家族とのコミュニケーションが少なくなってしまいます。また、勉強時間が短くなってしまうなどの問題が起こる可能性もあります。その他にも、スマホの画面はブルーライトを発するので、視力低下につながる恐れがあります。それだけでなく、睡眠が浅くなるなどの症状もあり、健康面への影響もゼロではないのです。

 

スマホを子供に渡す際には、使用時間や目的をしっかりと決めて渡すようにしましょう。また、深夜の使用は禁止するなどの制限も必要です。ルールを定めておけば、スマホに依存するような事態を避けやすくなります。

4-3.見知らぬ人との危険な繋がりが生まれうる

SNSやメッセージアプリは、不特定多数の人間が利用しています。日常生活で接点のない他者とつながってしまうことも珍しくありません。中には、悪意を持って近づいてくる大人もいます。まだ世間をよく知らない子供に甘い言葉を使って騙す目的で接近するケースもあり、大きな事件に発展してしまった例もあります。

 

さらに、子供同士でもスマホに関係する問題は後を絶ちません。メッセージアプリのグループトークから疎外されたり、SNSに悪口を書かれたりするなどのネットいじめも起きています。そういった事態を未然に防ぐためにも、スマホを持たせる意味を考え、子供を脅威から守る方法も用意しておきましょう。「知らない人とは連絡しない」などの原則を言い聞かせ、正しい使用法を徹底させることが肝心です。

4-4.知らないうちにゲームやアプリに課金する

親が知らないうちに「課金できてしまう」のもデメリットの1つです。多くの子供はスマホを持つようになると、ゲームやアプリに強い興味を示します。多くのアプリは無料でインストールできるので、気軽に始める子供は多いでしょう。しかし、友達よりも強くなりたい、もっと有利な状況で遊びたいなどの欲求を満たすために課金をするよう促すゲーム等もたくさんリリースされています。また、ゲーム内のアイテムが課金制になっていることも珍しくありません。事情がよく分かっていない子供だと、無制限に課金をしてしまって、請求額が知らないうちにかなり高くなってしまいます。現在では、年齢によって購入制限が設けられている仕様のアプリも多く登場しています。とはいえ、親がゲームやアプリに制限を設けておくことも必要です。

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5.子供にスマホを持たせる際にできること

親がきっちり対策を立てておかないと、子供はスマホのトラブルに巻き込まれることがあります。親から子供にスマホのメリットとデメリットを伝え、正しい使い方へと導きましょう。また、スマホの設定についてあらかじめ調べておくことが重要です。機種や料金プランなどもしっかり考えておきたい要素です。この段落では、子供のスマホ使用について親が心がける点を紹介します。

5-1.使用時間の制限機能を使う

子供がスマホを使い過ぎることに対して、代表的な対策は「制限をかけること」です。iPhoneやAndroidには、使用を制限する機能やアプリがあります。時間だけでなく、時間帯まで設定できるのは親にとって安心なポイントです。使用制限をロックするパスワードは親が決めておけば、子供には解除できません。スマホの使用時間の上限を定めることで、夜更かしやスマホ依存などの問題を解消できます。
ただし、緊急時の連絡ができるよう、電話機能は止めないでおきましょう。なお、110番や119番などにはロック状態でも電話できます。子供にもその旨を伝えておけば、本当の事故や事件に遭遇してもすぐ対処できます。

5-2.使用のルールを決める

子供に「使用上のルール」を約束させることで危険を避けられます。例えば、ゲームの時間に制限を設ければ、勉強や一家団欒の時間がとれるでしょう。歩きスマホや学校での使用をしないのは、当然の心がけですが、親から再確認することで子供の意識を強められます。ただ、これらの約束はきっかけでしかありません。最終的には子供が自分で考え、善悪の判断をできるようになるのが理想です。

 

「ルールだから破ってはならない」と教えるのではなく、「なぜいけないのか」まで子供と話し合いましょう。そして、子供が理解、納得をしたうえでスマホを使うようになれば、自主的に正しい扱い方を覚えて行動できるようになるでしょう。

5-3.ジュニア向けスマホにする

子供用のスマホがあるので、幼いうちはそれらを渡してみるのも1つの方法です。ジュニア向けスマホ、キッズ携帯などの名称で売られており、すでに広く普及しています。子供の使用が前提なので、親には安心な機能がたくさん備わっています。例えば、GPS機能、成人向けサイトへのアクセスを防ぐフィルタリング機能、利用時間制限などです。全ての機能がデフォルトでONになっており、特別な設定をする必要がありません。

 

幼い子供が雑に扱っても壊れにくくなっているなど、細部まで配慮されているのも魅力です。子供が使いやすいようコンパクトになっているものから、防犯ブザー付きの機種までバリエーションも豊かです。

子供にスマホを与えるのは慎重に

スマホは、緊急連絡の手段やコミュニケーションツールとして、子供に持たせる意味があります。しかし、子供に与えるメリットもデメリットも踏まえなくてはなりません。子供の安全を守るためには親がルールを決めたり設定を見直したりしましょう。子供と話し合って、理想の使い方を考え、お互いが納得した状態で使用することが重要です。

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