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小学生も英語が必修に!低学年から英語を始めるメリットとは?

2020年から小学校3年生からの英語が必修になり、低学年からの英語教育に関心を寄せている人も多いのではないでしょうか。すでに高学年の英語学習は必修となっていますが、低学年から英語学習に慣れ親しむことで苦手意識をなくし、英語に親しむことができます。そこで今回は、低学年から英語を始めるメリットと、効果的な学習方法について紹介します。

英語習得に必要な時間は3000時間!

日本人が英語を習得するには、おおよそ3,000時間ほど必要だと言われています。2020年度以降の小学3年生から高校3年生までの英語の授業時間数は、1130時間程度です。学校の授業だけでは、必要と言われている時間の半分以下になるため、しっかりと英語を習得するのが難しいといえるでしょう。小学校低学年のうちから英語に触れておくことで、歳を重ねてから学ぶよりも英語に触れる時間が多くなり、その分英語の習得しやすさにもつながります。小学生くらいの年頃だと、覚えるのも早いですが忘れるのも早いです。学校の授業で習ったとしても、使う機会がなければ忘れてしまいます。せっかく覚えたものを定着させるためには、授業だけではなく学習塾や英会話教室に通い、意識的に英語を使う場を設けることが望ましいでしょう。可能であれば、家庭のなかでも英語を取り入れていけるとなおのことよいです。

小学生低学年から英語を始めるメリット

英語を早く始めるのはさまざまなメリットがあります。そのひとつが、間違いを恐れないことです。英語は語学なので、使えば使うほど身につきます。しかし、日本において、学生が英語を使う機会はそれほど多くありません。中学生になっていきなり英語を習い始めた世代が、英語の知識はあっても生きた英語を使うことができないといわれた理由のひとつは、羞恥心によって英語を話すことに躊躇することが多かったからです。思春期のデリケートな子どもたちは、知らない言葉だから間違えたら恥ずかしい、英語の発音を本気でするのが恥ずかしいなど、いろいろな理由で羞恥心を持ってしまいます。

その点小学校低学年の子どもたちは、間違いを恐れずに新しいことにどんどんチャレンジしていく意欲があります。失敗することを恥ずかしいとは思わず、新しい知識を夢中になって習得しようとするからです。英語への抵抗感をなくすことで、中学校、高校へと進学後も英語への苦手意識を持ちにくくなります。また、英語を聞く能力も、幼い子どものほうが優れているといわれています。幼いころからネイティブの発音に慣れることでより生きた英語を使えるようになる可能性があるのです。

メリット1:苦手意識が生まれる前から英語が身に付く

苦手意識が生まれてしまうと、どの教科でも勉強するのが嫌になってしまいます。小学校低学年のうちから英語に触れていて、英語を使うことが楽しいと思える状態になっていれば、英語を勉強することに対する抵抗感はなくなるでしょう。また、学校の授業が始まる前からある程度英語に触れておけば、最初からつまずくことはほとんどありません。何よりも大切なのは、英語を学ぶのが楽しいと感じてもらうことです。本人が嫌がっているにもかかわらず、無理やり英会話教室などに通わせていても、英語が嫌いになるばかりでしょう。楽しいと思って続けていれば、少し難しいと感じるような英文法の授業でも、すんなりと受け入れられるようになる可能性が高くなります。

メリット2:コミュニケーション能力の向上

英語を学ぶ一番の目的は、外国の人とコミュニケーションがとれるようになることでしょう。小学校低学年のうちから英語に慣れ親しんでおくことで、外国の人に急に英語で話しかけられても、物怖じすることなく積極的にコミュニケーションをとってみようと考えられるようになります。頑張って習得したものならば、使ってみたいと思うのが人間の心理です。話せる言語が増えるということは、コミュニケーションに対して前向きな姿勢をとれる状態だと捉えられるでしょう。外国の人に対してだけではなく、普段の生活のなかでもコミュニケーション能力の向上が期待できるといえます。

メリット3:英語耳を育てられる

ネイティブが話す流ちょうな英語をしっかりと聞きとって理解するためには、英語耳が必要だとされています。ネイティブに伝わるような発音で自分の言いたいことを伝えるためにも、英語耳が必要です。耳で言語を聞きとる能力は、幼児期に形成されると言われています。可能ならば、できるだけ小さいうちから英語に耳を慣れさせておくとよいでしょう。ただし、小学校低学年からでも遅くはありません。歳を重ねれば重ねるほど、耳慣れない発音のある英語に抵抗感が増していきます。言語能力が完成されておらず、様々なものを吸収できる小学生のうちから英語を始めることに、大きな意味があります。英語耳を形成していくために、子どもが好きな映画を英語版で一緒に見るなど、楽しめるような方法から無理なく取り入れていくのがおすすめです。

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小学生低学年から英語を始める際の懸念点とは

逆に小学校低学年から英語を始めることに対する心配としては、覚えるのが早い分、忘れるのも早いことです。せっかく英語を始めても、続けないとすぐに忘れてしまいます。例えば保育園で英語の歌を習い、英語できらきら星を歌っていた子どもが、半年何もせずにいたらすっかり忘れてしまった、ということはよくあることではないでしょうか。記憶を定着させるためには、繰り返しインプットとアウトプットを行うことが大切です。大切なのは英語の勉強を継続することで、一度覚えたら一生使えるわけではないということを覚えておきましょう。

また、小さいころに外国語の勉強をしてしまうと、母国語である国語がおろそかになってしまうのではないかという懸念を持つ人もいます。確かに母国語をしっかり理解していない子どもに外国語を教えると、どちらも中途半端になってしまう恐れがあります。特に英語教育に熱心なあまり、日本にいながら塾や学校はもちろん家の中での会話もすべて英語、というような環境で育つ子供は、母国語の習得に影響を与えてしまうかもしれません。こうした2つの言語がどちらも中途半端になってしまう状態を「セミリンガル」と呼んでいます。ただ、極端な環境ではなく、ある程度母国語が定着した小学校低学年で、数ある教科の中のひとつとして学ぶのであれば、それほど心配することはないでしょう。実際に英語教育が始まったとしても、学校教育における国語教育の占める割合のほうがはるかに多いからです。

また、いくら親が英語を学ばせようとしても、子どもに意欲がなければ続けることができません。子どもが興味を持ち、英語を学ぶことが楽しいと思うようになるためには、英語を話したいという意欲、英語を話せる環境、英語を学ぶ方法の3つが大切です。まずはこの3つをきちんと整える環境づくりから始めましょう。

小学生低学年での英語の学習方法

小学校低学年での英語学習は、とにかく子どもを退屈させないことが大切です。そのためには、親が無理やりやらせるのではなく、子どもがみずからやりたいというような教材選びや塾選びが重要になります。ゲーム感覚で楽しめる子ども向けアプリや、ネイティブの発音を直接聞くことができる塾など、それぞれの特色を生かした学習方法をチェックして選ぶようにしましょう。例えば家では英語のアプリを使って学習し、塾では先生や他の生徒と実際に英語で会話をすることでインプットとアウトプットを同時に行うこともできます。毎日少しずつでも続けていくことが大切です。

日常生活でも、無理のない範囲で英語を取り入れることができます。大好きな外国のアニメ映画を字幕でみたり、子ども向けの英語の歌を一緒に歌ったりすることで、英語を耳から覚える方法です。6カ月の赤ちゃんはすでに外国語の音を学習する能力があるといわれており、英語を聞き分ける能力は小さい子どものほうが優れています。しかし、日本では英語に触れる時間が圧倒的に短いため、そのままでは鍛えることができません。積極的に英語を聞くことのできる環境を作ってあげることで、英語耳を鍛えることが大切です。

小学生低学年の英語学習で注意したい点

英語を学ぶうえで注意してほしいのが、無理強いをしないという点です。子どもにやる気がないのに、「近所の子どもが学んでいるから」「小さいうちから英語を習わせたいから」という理由で塾や教室に通うのはあまり意味がありません。子どもは強制されたことにはマイナスのイメージを持ちやすく、英語を嫌いになってしまう恐れがあるからです。習い事はあくまで子どものためであって、子どもにとって負担を与えないことが大切です。

子どもの英語教育で大切なのは、楽しく自然と英語を習得できる環境作りです。お互いに英単語でクイズを出してみる、発音を真似してみるなど、親も一緒になって英語を楽しむ姿勢を持ちましょう。

子どもの能力を上手に伸ばそう!

小学校低学年から英語に触れていると、英語への苦手意識を持ちづらいことやコミュニケーション能力の向上が期待できること、英語耳を育てられることなど様々なメリットがあります。子どもの英語教育は小さなうちから始めたほうが良いというのは本当ですが、大切なのは子ども本人が英語を学びたいと思えるような環境をきちんと整えてあげることです。特に低年齢の域である低学年の小学生に英語を教えるときは、子どもの能力を伸ばす学習方法を選ぶことがポイントといえるでしょう。無理強いをするなどして英語が嫌いになってしまっては意味がありません。親子で英語に親しみ、楽しむことができるようになれば、英語に対するハードルは低くなります。まずは英語を話す能力と聞く能力を鍛えて、英語に慣れることから始めましょう。

参考元URL

2段落:【バイリンガル幼児園】幼児英語教育はやるべきか?6つのメリットと4つのデメリット
https://cgk.ac/blog/entry/english-learning-for-kids/

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