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高校受験生を抱える親の悩み!スマホは持たせるべきかどうか

スマホの普及が拡大し、最近では中学生でもスマホを持つ人が増えてきています。そんな中、高校受験を控えるわが子に、スマホを持たせるべきか悩む親は多いでしょう。そこで、今回は、高校受験生を抱える親に向けて、スマホを持たせるべきかどうかについて紹介していきます。受験生がスマホを持つメリット・デメリットを把握して、最善な判断をしましょう。

1.受験生はスマホを封印すべきか?

スマホを持っている中学生が多くなり、「スマホが勉強の邪魔になるのでは?」と懸念する家庭も増えています。実際、受験の時期もスマホを持たせるべきかどうか、頭を悩ませている親は多いのではないでしょうか。
MMD研究所が2018年4月に中学1年生を対象に行った調査によると、中学1年生のスマホ普及率は約7割でした。多くの家庭で中学校入学とともにスマホを持たせるようになっており、スマホを持っていない中学生は少数派になっていることがわかりました。また、周りの友達がスマホを持ち始めたなどの理由から、中学生にスマホを持たせる家庭も少なくありません。
受験生にスマホを持たせることには、メリットがある一方でデメリットもあります。まずは、メリットとデメリットの両面をよく比較してみましょう。そのうえで、自分の子供の性格などと照らし合わせながら、家庭ごとの判断をすることが大事です。

2.受験生にスマホを持たせるデメリットとは

受験生にスマホを持たせることには、いくつか注意すべきデメリットがあります

2-1.勉強時間が削られる

スマホゲーム等のアプリが普及した現在では、中学生にとってスマホはゲーム機にもなりえます。受験勉強の合間にスマホでゲームをやり出すと、最初は息抜きのつもりだったとしても、いつの間にかゲームに熱中してしまい、勉強の集中力が途切れてしまいます。結果的に受験勉強が捗らず、マイナスの影響をもたらす可能性があるので、使用には注意が必要です。

当然ながら、受験勉強中にスマホを操作してゲームや動画視聴など勉強とは関係のないことをしてしまえば、時間を無駄にしてしまいます。勉強がうまくいっていないときほどゲームに熱中してしまい、受験勉強を途中で放り投げてしまうこともあるでしょう。

スマホの適度な利用はストレス解消に効果的ですが、時間を無駄に使ってしまいがちな面もあるので注意が必要です。受験勉強中の子供にスマホを持たせるときは、あらかじめスマホの利用時間を決めておきましょう。長時間使わせない工夫を施す必要があります。

2-2.依存性が高い

若い人の中には、スマホ依存に陥っている人が少なくないです。スマホ依存とは、その名のとおりスマホを手放すことができない状態のことです。スマホ依存の人は、使用を控えようと思っていても、友人同士のコミュニケーションを見逃してはいけない等の様々な不安を感じてしまい、親が注意してもスマホを手放せません。

スマホ依存症は、まさに受験生にとって天敵ともいえるものでしょう。スマホ依存症になりやすい人は、ストレスがたまっている人です。スマホで動画やSNSを見ることは一種のストレス解消になり得るため、ストレスがたまるほど、ますますスマホを手放せなくなってしまいます。
受験生は、勉強がうまくいかなかったり、進路のことで悩んだり、何かとストレスを抱えやすい時期です。スマホ依存症は、精神が不安定になりやすい受験期に現れることもあるので、十分注意しなければなりません。

スマホ依存症を防ぐには、受験生になる前からスマホとの向き合い方に注意する必要があります。子供の勉強中は事前にスマホを預かったり、寝る前のスマホ利用を防いだりするなど、親がしっかり子供のスマホを管理するようにしましょう。スマホとの正しい付き合い方を事前にマスターしておけば、スマホ依存症になるリスクを大幅に軽減することができます。

 

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3.スマホを持たせるメリットもある

スマホはデメリットも多い一方で、メリットもたくさんあります。ここでは、受験生にスマホを持たせるメリットをいくつか紹介していきます。

 

3-1.ストレスを軽減できる

受験生といえども、四六時中勉強をしているとストレスがたまってしまいます。ストレスを増やさないためには、ときどき「息抜き」が必要です。スマホの使い過ぎは良くありませんが、適度にスマホを使って休憩するのであれば、かえって勉強の効率を上げる可能性もあります。ストレス発散のツールと考えてスマホを持たせておくというのも、一つの方法だといえるでしょう。

3-2.情報交換ができる

スマホを使えば、簡単に情報収集をすることができます。勉強中に分からないことを調べたいときも、スマホが役立つことがあるでしょう。また、同じ高校受験の悩みを抱える友達や、受験生同士とのコミュニケーションを取りたいときも、スマホが活躍してくれます。同じ境遇の受験生と交流を持つことで、精神的に楽になったり、やる気が出てきたり等の受験勉強にプラスの効果が期待できるのです。
情報収集やコミュニケーションツールとしてうまく受験勉強に取り入れるのであれば、スマホは受験生にとって非常に便利なツールになります。勉強が捗ったり、より有益な情報を入手したりできる可能性もあるので、ただ単に「スマホはダメだ」と決めてつけて取り上げてしまうのは良くありません。

 

4.受験期にスマホを控えさせる方法

受験期の子供にスマホを控えてほしい場合に役立つ3つの方法を紹介します。

 

4-1.スマホを控えさせるアプリを使う

スマホには様々なアプリがありますが、その中にはスマホの使用を制限するアプリもあります。具体的には、一定時間の使用を制限するアプリや、受験生向けに勉強をこなさないとスマホを使えないアプリ等です。これらのアプリを上手く活用すれば、子供にスマホを持たせておきながら使用を控えさせることが可能になります。ただし、親が一方的にこうした制約を設けると子供が反発する可能性もあるので、無理強いは禁物です。事前に必ず本人と話し合い、本人が納得するような形で適切な方針を決めるようにしましょう。

4-2.ノルマや課題を課して時間を制限する

子供と話し合いができる状態なら、事前にノルマや課題を課してスマホの時間を制限してみましょう。例えば、「2時間勉強したら、スマホを一定時間使っても良いとする」「スマホを持たせる代わりに1日4時間は勉強する」などです。スマホをアメとムチのように上手く利用すれば、子供に受験勉強を促せるかもしれません。

受験本番が迫ってくると、本人にも次第に焦りが出てきて、こうしたノルマを課さなくても自然と勉強に没頭し始める子もいます。子供の状態を細かくチェックしながら、ノルマや課題を課してみましょう。

 

4-3.勉強用のアプリを活用する

最近は、スマホアプリも多種多様になってきており、なかには勉強をサポートしてくれる便利なアプリもたくさん登場してきています。そのようなアプリを使えば、空き時間などに英単語や社会用語などを覚える単語帳のような役割として活用することができるでしょう。学校や塾で分からなかった部分があれば、スマホで勉強動画を視聴して、苦手な部分を克服することも可能です。親に聞いても分からない部分は、スマホで検索して調べることもできます。
スマホを娯楽ツールとして使用するのではなく、勉強に役立つ使い方ができることを説明し、必要に応じて活用するように促すことが大切です。スマホを一方的に抑制するよりも、スマホの正しい使い方を教えたほうが、本人にとって役立つ可能性は大きいといえるでしょう。

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5.受験生との接し方の注意点

スマホの利用を制限するときは、受験生との接し方にも注意することが必要です。ここでは、受験生との接するときに親が注意すべき点を紹介していきます。

 

5-1.ルールは子供と話し合って決める

スマホの取り扱いを考えるときは、親が一方的に決めるのではなく、子供自身の意見によく耳を傾けることも大切です。親が一方的にルールを決めてしまうと、子供が反抗し、かえって勉強のやる気をそいでしまうことがあります。親子関係が険悪になることもあるので、慎重に判断しなければなりません。そのため、「受験期のスマホをどうするか」「どれくらいの使用時間にするか」などのルールを決めるときは、親の意見を優先するのは避け、子供と話し合うことを優先してください。最初に子供がどうしたいかをよく聞き、それを守らせることで、円満に受験生活を乗り越える工夫をすることが大事です。

5-2.生活リズムを整えるサポートをする

受験勉強は、本人が行うものなので親はあくまでサポート役でしかありません。子供が万全のコンディションで勉強を行える環境を整えられるように、親は様々な場面でしっかり支えてあげましょう。受験時期の子供は何かと気持ちが不安定になりやすく、起床時間や食生活が乱れることがあります。今まで頑張って勉強をしていたのに、受験本番で体調を崩してしまっては元も子もありません。子供が体調を崩すことがないように、毎日の起床時間や食事を管理して、規則正しい生活をサポートしてあげましょう。
模試の結果が出たときは褒めるなど、受験本番まで子供のモチベーションを維持させることも大事です。失敗しても怒るのではなく、子供の努力を評価してあげるなど、受験生がストレスをためないような接し方を心がけることがおすすめです。

5-3.親子間のコミュニケーションを密に取る

親子間のコミュニケーションを密に取ることも、受験成功への大事な要素の一つです。進路の話などを積極的に親子ですれば、子供の気持ちや考えを正確に把握できます。話し合うときに問題点を指摘するのではなく、子供の意見をよく聞く姿勢を心がけましょう。受験期以前に親子間で親密な関係が築けていれば、スマホのルール化などもスムーズに行えるようになります。親は、子供の敵ではなく最後まで味方であることを強調し、子供を信じて応援する姿勢で接することが何より重要です。

6.スマホとの適切な付き合い方を模索していこう!

スマホは、必ずしも受験生にデメリットばかりをもたらすわけではありません。子供の性格や勉強スタイルなどに合わせて、家庭ごとに最適な選択をすることが大事です。スマホと受験生活との適切な付き合い方を模索するためにも、事前に進路などについて定期的に話し合い、親子関係を円滑にしておきましょう。子供の意見を尊重し、親がサポート役に徹してあげれば、スマホとの最適な付き合い方ができるようになります。結果として、受験生活にプラスの影響をもたらすようになるでしょう。

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