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中学国語の点数を上げるには?分野ごとの勉強法を解説

中学校の勉強の中でも、理科や社会のような暗記科目に比べて、勉強法に悩む人が多いのが国語です。しかし、国語をマスターすればテストの得点がアップするだけでなく、日常生活でのコミュニケーションも豊かになるでしょう。国語対策では、コツさえつかめばテストの点数を上げることは難しくありません。現代文と古典それぞれのコツを紹介します。

読解力を上げるための勉強法

国語に取り組むときに重要なスキルのひとつが読解力です。読解力では言葉を正しく知り、文章の構造を理解して筆者の意図を読み解くといういくつもの力が必要になります。同じ日本語の文章でも、物語文と説明文ではコツが異なります。
物語文では時間・場所などの舞台設定を理解し、登場人物の関係を把握したうえで、登場人物の心情やセリフ、行動を関連づけて読んでいくことがポイントです。誰が主人公かを確認したうえで、登場人物同士の関係性を図にしていくと分かりやすいでしょう。
説明文では、筆者の意図を正しく読み取ることが重要です。段落ごとにどこが要点なのかを意識しながら読み進め、段落同士の関係性をつかんだうえで文章全体を通して伝えたいことを理解しましょう。コツは、まず段落の最初や最後のほうにある文章に注目することです。説明文では、これらの位置に筆者の主張が書かれているケースが多い傾向です。ただし、すべての説明文に当てはまるわけではないため、あくまで参考程度にしてください。続いて、段落の冒頭にある接続詞の意味を理解することも重要です。「しかし」であれば前の段落を打ち消し反対の主張をしており、「また」であれば前の段落と並行させた意見を述べています。このようなコツを活かして、筆者の主張を理解していきましょう。
物語文でも説明文でも、まずは教科書の内容で繰り返し勉強し、慣れてきたら応用としてワークに取り組むのがおすすめです。

文法問題対策の勉強法

読解力を上げるためにもぜひマスターしたいのが、文法問題です。中学国語の文法はテスト対策だけでなく、日々の言葉遣いを正しく美しくするためにも役立つため、ぜひ積極的に取り組みましょう。
文法の勉強では、いきなり問題を解こうとするのではなく品詞の分類やルールをしっかり覚えることが大切です。ひとつの文章を段落や文、文節、単語と分けて単位を理解したうえで、各単語の関係性を把握していきましょう。たとえば、それぞれの単語について名詞や動詞、形容詞、助詞など分類を見分けてから、主語と述語、修飾語と被修飾語、補助や並列など単語同士の関係性を見極めていく方法があります。また、活用のある品詞は音読などを繰り返してしっかり覚えましょう。活用では多数のパターンがあるため、黙読して頭で覚えるよりリズムに乗せて覚えるほうが定着としては早いです。国語では文法をはじめ暗記も多いですが、音読やリズム感を活かして着実に覚えていきましょう。
理想はコツコツと勉強しすべての文法ルールをしっかり理解することですが、苦手意識がある人は授業で配られたプリントを重点的に覚えることがポイントです。プリントはテストに出やすいため、効率よく得点を稼ぐことができます。

古典対策の勉強法

中学国語でつまずくポイントのひとつが古典でしょう。慣れない文体のため外国語のように感じてしまい、苦手意識を抱く人も多い傾向です。しかし、古典対策にもコツがあります。古典の文体に慣れることと、単語や文法を覚えることです。
古文の文体に慣れるためには、何度も原文を音読することがポイントです。繰り替えし読みリズム感をつかめば、負担なく読み進めることができるようになるでしょう。同時に現代語訳も音読すると、古文と現代語訳それぞれの単語や文法を関連させて覚えやすくなります。古文では、現代でも使われている単語に異なる意味が付与されていることがあるため、思い込みをなくし、単語ごとにしっかり正しい意味を把握していくことが大切です。
漢文では文法のルールを覚え、何度も問題演習をして身につけていきましょう。漢文はテンポよく、パズルのような感覚で解くのがコツです。文法ルールさえ理解すれば、初めての文章も読めるようになります。
古文でも漢文でも、はじめは教科書の文章に繰り返し触れ、基礎力がついたらワークなどに着手しましょう。ワークなどを通して初めて読む文章にたくさん出会うことで、模試や受験で出題される馴染みのない文章にも難なく対応できるようになります。

中学国語は勉強のコツをつかんで点数アップ!

国語は他の教科に比べ勉強法に悩む人が多いです。しかし、品詞や文法など基礎的なルールをしっかり覚えるだけでも、テストの得点はアップします。基礎の品詞や文法を活かして読解力を高めれば、いっそうの高得点が期待できるでしょう。まずは、焦らず教科書の文章を繰り返し学習し、慣れてきたら応用問題として市販の参考書を活用することで、国語力の着実な向上が見込めます。はじめは不安でも、地道に繰り返しの学習を心がけることで力をつけていくことは可能です。日常的に読書の習慣をつけることも、国語力アップにつながります。気負いすぎずに国語と付き合っていきましょう。

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この記事の監修者

ベスト学力向上委員会

元中学校教論を編集長とし、小中高それぞれを専門としている3名以上の講師チームで記事を監修しています。
日ごろから勉強や受験に携わっているプロだからそこ分かる、悩みや不安を解決するための情報・ノウハウを発信していきます。

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