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自分の進度にあわせることが大切!中学受験の算数の勉強法について

中学受験の難関教科は算数であると言っても過言ではありません。ほとんどの中学校の受験で科されるため、中学受験をする以上避けては通れない科目でもあります。算数に苦手意識を持つ人も多いでしょう。算数が苦手な場合、どのように対策をとり、どのような勉強方法をすればよいのでしょうか。小学校の授業と中学受験との違いも踏まえて解説します。

小学校と中学受験の算数の違い

小学校の算数では単純な計算問題がメインですが、中学受験の算数では思考力や応用力の試される問題が出されるという違いがあります。例えば、小学校の高学年では小数や分数、図形、速さ、比例、場合の数などを学びますが、学校のテストで出題されるような問題と中学受験で出されるような問題とを比較してみましょう。分数では、学校で習ったばかりなら「水が2/3リットル入ったバケツと1/5リットル入ったバケツがあります。水は合わせて何リットルですか、2つのバケツの違いは何リットル分ですか」という比較的易しい問題から解いていきますが、中学受験レベルなら「1/4+1/7+1/28+2」のようなやや複雑な式が出題されます。場合の数では、学校での初級の問題なら「赤、青、白、黒の4つのボールがあります。4つのうち2つ選ぶときの組み合わせは何通りですか」などが出されますが、中学受験レベルだと「赤3つ、青4つ、白2つのボールがあります。ここから3つ取り出して一列に並べる方法は何通りですか」と難易度が高くなります。
また、中学受験では小学校の授業で見たことのない出題形式もあります。食塩水や損益売買、鶴亀算、旅人算、時計算などの問題群です。見慣れない問題文に慣れたうえで、すばやく解答していかなければいけないため、これらの問題は特に時間を掛けて対策する必要があります。

算数の成績が悪い場合はどうしたらいいの?

算数は一度つまずいてしまうと、なかなか立ち直るのが難しい科目です。そのため、一人ひとりの学力や傾向、苦手意識に応じてしっかり対応する必要があります。中学受験を目指すなら、早めに試行錯誤をして自分に合った勉強法を見つけていきましょう。例えば、塾に通っているのに算数の成績が上がらないという人は、塾の進度や学習法が合っていない可能性があります。自分の進度や学力に合った塾選びをしたり、じっくり教えてもらえる個人指導の塾を選ぶなど考えてみましょう。塾に行かず学校での勉強がメインだという人は、まずは毎日の復習や宿題をきちんとやりながら、問題数をこなして慣れていくことが重要です。教科書の問題がスラスラ解けるようになったら、市販の参考書や問題集、志望校の過去問題などにチャレンジしてみましょう。
算数では、分からない部分を放置しておくとその後の学習がうまく理解できないことが多いです。そのため、授業や問題集などで分からない点があれば学校の先生や塾の先生にすぐ質問し、その場で解決することを心がけましょう。

どんな勉強法がよいか

算数の勉強では、まず基礎をしっかり理解してから、徐々に応用問題に取り組んでいきましょう。そのため、自分の進度や理解度に合った問題に取り組み続け、段階的にレベルを上げていくことが一番の勉強方法です。例えば、中学受験を目指しているのに易しい教科書問題だけ繰り返し解いていると、なかなか志望校の合格ラインに届かない可能性があります。難しい問題にチャレンジしたり、解答を間違えてしまったりするのは心理的に負担かもしれませんが、理解できている問題が増えてきたら、思い切って次のステップに進みましょう。
一方で、学力に見合わないほど難易度の高い問題に取り組み続けるのも効率が悪いです。算数の基礎を理解しないまま応用問題に取り組むと、なぜ自分が解けないのか、なぜ解答を間違えてしまったのかも分からず、ただバツをつけるだけの作業になってしまうケースがあります。今使っている問題集がさっぱり分からないという人は、問題集のレベルを落としてみましょう。周囲が難しい問題を解いているのに自分は易しいレベルの問題集を使っていると不安になってしまうかもしれませんが、算数は急がば回れです。1つ1つを丁寧に理解し、基礎を固めることを重視しましょう。内容を理解しないまま勉強を進めることや理解できている問題ばかりに取り組んでしまうことは極力避けるべきであり、自分に合った勉強法を確立することが最も重要になります。

どんな学校でも勉強は必須!基礎からしっかり勉強しよう

算数はどの中学校の受験科目にもある基礎的な科目であり、どうしても避けられない科目でもあります。苦手意識を持ってしまう人も多いですが、基本をしっかり理解したうえで段階的に応用問題に取り組めば、苦手意識を克服できるはずです。また、中学受験では学校の授業で触れないような問題形式があるため、最初は戸惑ってしまうかもしれません。しかし、腰を据えてチャレンジすれば徐々に解けるようになるでしょう。苦手だからと後回しにせず、日頃から勉強の機会を増やし、中学受験に向けた対策も着実に進めていくことで点数アップにつなげられる教科です。

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この記事の監修者

ベスト学力向上委員会

元中学校教論を編集長とし、小中高それぞれを専門としている3名以上の講師チームで記事を監修しています。
日ごろから勉強や受験に携わっているプロだからそこ分かる、悩みや不安を解決するための情報・ノウハウを発信していきます。

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