夜食で応援!受験生に人気のおすすめ夜食3選
受験で夜遅くまで勉強しているとお腹がすくことがあります。しかし、夜中にカロリーや糖質を多く含んだお菓子やジュースなどで空腹を満たしてしまうと、胃や腸などの消化器に負担がかかり、眠りが浅くなったりお腹を壊しやすくなったりする子供も多いのです。お腹がすいたからといって、子供が勝手にお菓子を食べてしまうのは心配ですよね。そこでおすすめしたいのが体に負担の少ない夜食メニューです。今回は受験生のお母さん必見の人気夜食メニューを3つご紹介します。
おすすめ夜食メニューその1寒い夜にぴったりのおでん!
コンビニでも人気のおでんは実は夜食にぴったりのメニューです。大根やこんにゃく、しらたきなどローカロリーで腹持ちが良く、消化に良い食材が揃っています。また、おでんの定番であるつみれや練り物なども魚が原料として使われているものは良質なタンパク質が取れるのでおすすめです。夜食で食べるときはご飯とセットで食べるのではなく、好きなものを2~3個選んで食べさせるようにしましょう。夜食はおいしいからといって食べすぎてしまうのは禁物です。
おすすめ夜食メニューその2野菜たっぷりの春雨スープ
夜食は消化を考えて200キロカロリー以内に収まるようにするのがおすすめです。しかし、あまりにお腹が空いている場合は物足りないと感じてしまうこともあります。そんなときにおすすめなのが満腹感をアップさせる春雨のたっぷり入った野菜たっぷり春雨スープです。ラーメンのように食べられてそれでいてカロリーが少なめなので食べごたえがあるものを食べたい時にぴったりのメニューです。また、よくかんで食べると脳が刺激を受けるため、頭がすっきりして勉強がはかどるというプラス効果も期待できます。野菜は消化の良い大根・かぶ・キャベツ・ニンジン・ほうれん草などがおすすめです。受験生は座ることが多くなり部活をやめて体を動かさなくなったぶん便秘になってしまう子もいますが、こちらは食物繊維もたっぷり含まれているのでお通じの改善効果も期待できます。ただし食物繊維の摂り過ぎは胃腸に負担を与えるので量には注意しましょう。
おすすめ夜食メニューその3具だくさんみそ汁
お味噌汁は夜食の定番料理のひとつです。具の少ない味噌汁だとやや物足りないと感じてしまうかもしれませんが、消化の良い野菜や良質のたんぱく質のとれる豆腐をたっぷり入れれば腹持ちもよく受験生も喜ぶ一品になります。また、豆腐に含まれるビタミンB1は脳のエネルギーとなる糖質の代謝を促進する効果があります。疲れていてやる気がでない、というときに夜食を食べて一息いれるのもいいのではないでしょうか。ちなみに木綿豆腐と絹ごし豆腐では栄養価も異なります。木綿豆腐は水分が少ない分栄養分が濃縮されており、絹ごし豆腐よりもタンパク質やカルシウム、鉄分などを多く含んでいます。一方絹ごし豆腐は水に溶けやすいビタミンBやカリウムを多く含んでいます。絹ごしか木綿かというのは好みの分かれるところですが、カロリーは絹ごし豆腐の方が低いので、夜食のカロリーを少しでも控えたいという場合は絹ごし豆腐を選ぶとよいでしょう。
低カロリーで消化がいい!夜食におすすめの食材とは?
夜食を食べたいときは低カロリーで低脂質なもの、炭水化物、消化の良いもの、良質なタンパク質が含まれるものがおすすめです。具体的には豆腐や納豆、野菜、きのこ、春雨、魚などが良いでしょう。食べ過ぎないように量は少な目で腹持ちの良いメニューを選ぶのがポイントです。また、冷たいものは胃腸に負担を与えてしまうのでなるべく温かいものを用意します。食事ではなくあくまでも食べなくても良いものというスタンスで量に気をつけるのが大切です。
寝る前3時間以内の夜食はNG!
受験生というと夜食、というイメージがあるお母さんもいるかもしれませんが、子供が特に必要としていない場合は夜食をとる必要はありません。人間の脂肪細胞には食欲を抑制してエネルギーの代謝を高めることのできる「レプチン」というホルモンを出す働きがありますが、夜食が習慣化するとこのレプチンの作用が低下してしまうことがわかっています。夜食が習慣化してしまうと食欲が増し、もっと食べたいという衝動を抑えきれなくなり、ついつい食べすぎてしまうのです。睡眠中は腸の働きが活発になるので寝る前に夜食を食べると脂肪に変わりやすく肥満に繋がります。子供の健康のためにも夜食の習慣化には気をつけましょう。特に寝る前の3時間は食事をとらない方がいいと言われています。塾などの都合で夕食を早い時間に食べ、寝るまでに時間がある場合にのみ夜食を考えてみてはいかがでしょうか。受験生に最も大切なのは受験までの健康管理です。身体の免疫力をアップさせるためには胃腸の健康が欠かせません。夜食を作るときも受験生の胃腸に優しいメニューを選びたいですね。