関東学園大学附属・館林・館林女子の魅力を徹底解説!
館林市は徳川5代将軍綱吉を輩出した土地としても有名です。館林城の跡地には市役所や文化会館、向井千秋記念子ども科学館、田山花袋記念文学館、図書館などが立ち並び、その一角に館林女子高等学校も建っています。また、城沼周辺は、館林市が誇る日本一のつつじの名園として名高いつつじヶ岡公園があります。つつじだけでなく四季折々の花が楽しめますが、特に桜の季節は圧巻で毎年たくさんの観光客が訪れています。そこで今回は、歴史の深い風光明媚な館林で学べる高等学校を3つご紹介します。
あいさつはごきげんよう!関東学園大学附属高等学校
関東学園大学附属高等学校は、校祖である松平濱子が昭和21年に関東女子専門学校として設立したのがはじまりです。昭和33年に高等学校を併設し、現在に至ります。運営母体は太田市と館林市で大学と短期大学を運営している学校法人関東学園であり、進学先のひとつとして付属の大学・短大があるのが強みです。
・校訓・教育方針
建学の精神は、学校創設者である松平濱子の自戒の徳目である「敬和(人を敬い、人と和する)」「温順(おだやかで、すなおに)」「質実(かざりけなく誠実に)」の3つを掲げています。品性と自主創造の気風の養成に努め、教育基本法と学校教育法並びに私立学校法などに基づいた教育を行うのが目的です。専門的知識を身につけることによって応用力・責任感・健康的な身体と豊かな情操を育み、人類の平和に寄与できる人間かつ国際社会で活躍できる人材の育成に努めている学校です。
・学科・授業の特色
「特進コース」と「進学コース」の2つのコースから選ぶことが可能です。特進コースは課外での学習にも重点を置いており、補習授業や課外授業が充実しています。授業後だけでなく、土曜日や長期休暇にも実施しており、弱点を早めに知ることで効率的な学力の向上に役立っています。特進コースの進路達成目標は、国公立大学と難関私立大学であり、センター試験や難関私立大学の入試に対応したカリキュラムによってハイレベルな問題にも取り組んでおり、手厚い指導が受けられるのがポイントです。進学コースは中堅以上の国公立大学を含む、上級大学に全員が進学することを目標としています。文系・理系・資格取得系に分かれて指導を行い、生徒の目指す進路に沿った効率の良い勉強を行えます。
・資格・進路
普通科の高校なのに商業科の資格が取得できるという、ユニークな取り組みも行っています。2年生から希望選択できる資格取得コースがあり、全商ビジネス文書実務検定・全商情報検定・全経簿記検定・全商ビジネスコミュニケーション検定を取得することができます。全員が3級以上取得を目標としており、8カ月間の集中学習で資格取得を目指します。また、資格取得コース以外の生徒でも商業資格の取得が可能です。
・そのほか(部活動・行事・イベントなど)
部活動も盛んで、ゴルフ部、レスリング部、バトントワリング部などの18の運動部、茶華道部など12の文化部があります。また、オーストラリアのナンボー高校と、ニュージーランドのワカティブ高校と姉妹提携を結んでおり、短期留学も積極的に行っています。
・学校までのアクセス
〒373-8515群馬県館林市大谷町625番地
東武伊勢崎線「館林」駅下車、タクシーで約8分。館林駅乗り換え、東武小泉線「成島」駅下車で徒歩約10分です。また、太田・小泉・板倉・館林方面にスクールバスの運行をしています。(※1)
男の子(おのこ)の意地はここに見る!群馬県立館林高等学校
群馬県立館林高等学校は、全日制普通科と定時制普通科のある県立高等学校です。全日制は男子のみ、定時制は男女共学の4年制となっています。明治34年に創立された太田中学(現在の群馬県立太田高等学校)の邑楽分校として誕生し、一旦廃止されたものの母校再興運動によって大正10年に再興されました。
・校訓・教育方針
校訓として、「質実剛健」と「文武両道」を掲げています。また、目指す生徒像は「確かな学力と幅広い知識・教養を身につけた生徒」「心身がともに健康で、気力・体力の充実した生徒」「自主・自律の精神を持ち、社会に貢献できる生徒」の3つを挙げており、名実ともに県内屈指の進学校として伝統を守っています。
・学科・授業の特色
全日制普通科は、1学年は共通ですが2年次から「文型コース」と「理型コース」に分かれます。3年次からはさらに「国立文型」「私立文型」「国立理型「私立理型」の4つに細分化されます。定時制は、働きながら高校卒業の資格が取りたい人や、中学時代不登校だった人、高校を中退してしまったけれどもう一度がんばりたいという人に向けた課程です。教育活動全体を通じて自己有用感と自己肯定感を持たせることを教育目標のひとつに挙げており、キメの細かい指導を受けることが可能です。
・資格・進路
生徒の個性を大切にした進路指導を実践しており、進路・学習ノートを活用して生徒の学習状況を把握して適切な指導を行っています。4回のキャリア講演会やインターンシップを行っており、国公立大学の合格者や有名私立大学への進学者も多く輩出しています。
・そのほか(部活動・行事・イベントなど)
生徒の約90%が部活動に所属しており、積極的な活動を行っています。レスリング部、ボート部、バドミントン部、陸上競技部、山岳部が関東大会や全国大会出場を果たすなど優秀な成績を残しています。
・学校までのアクセス
〒374-0041群馬県館林市富士原町1241番地
東武伊勢崎線館林駅から徒歩約30分、または東武小泉線成島駅から徒歩約20分です。車の場合、北関東自動車道太田桐生ICから約30分、東北自動車道館林ICから約20分となります。(※2)
花と緑に囲まれた群馬県立館林女子高等学校
群馬県立館林女子高等学校は、大正6年に館林町立実科高等女学校として開校した伝統のある女子高校です。
校舎は県立つつじが岡公園に隣接しており、花と緑に囲まれた美しい環境のなかで生き生きとした学校生活を満喫できる学校です。
・校訓・教育方針
校訓は「自律自治」「温雅健康」「敬愛親和」を掲げています。
・学科・授業の特色
全日制の普通科高校で、普通コースと英語コースがあります。また、平成28年度から文部科学省の教育課程研究指定事業を受けて、家庭科の授業を行っています。家庭科におけるアクティブラーニングを取り入れた授業実践するとともに、他教科にも範囲を広げて実践し、生徒の主体的・対話的な深い学びを推進しています。
・資格・進路
生徒の多くが4年制大学に進学します。特に私立大学への進学の多さが目立ちます。例年国公立に10名程度、私立に200名以上、短期大学に30名前後、専門学校に60名程度といった割合です。
・そのほか(部活動・行事・イベントなど)
多くの生徒が部活動に参加し、積極的な活動を行っています。アーチェリー部、ボクシング部、箏曲部などの県内でも珍しい部があり、それぞれが全国大会に出場するなど活躍しています。
・学校までのアクセス
〒374-0019群馬県館林市尾曳町6-1
東武伊勢崎線館林駅を下車、徒歩約20分です。(※3)
<参考URL>
※1.【関東学園大学附属高等学校】トップページ
http://www.kanto-gakuen.ac.jp/high/
(1段落目は段落全体で参考)
※2.【群馬県立館林高等学校】トップページ
http://www.tateko-hs.gsn.ed.jp/
(2段落目は段落全体で参考)
※3.【群馬県立館林女子高等学校】トップページ
http://kanjo.main.jp/index.shtml
(3段落目は段落全体で参考)