中学生必見！親に勉強しなさいと言われない方法

そろそろ勉強しようかなと思っているときに限って、親から「勉強しなさい」と言われると思っている人はいませんか。タイミングが悪いとぼやきたくなりますが、実はちょっとした工夫で親に勉強しなさいと言われること自体無くすことができるのです。そこで今回は、中学生必見の「親に勉強しなさいと言われない方法」についてご紹介します。

親が勉強しないのかと声をかける理由は、いつから勉強を始めるのか子供から知らされていないからです。例えば、土曜はしっかり休んで日曜日勉強しようと思っていたとしても、予定を知らなければ土曜日はどうして勉強しないのか、日曜日にまた勉強しないつもりなのかと怒られることになります。こうした自分の予定をあらかじめ親に伝えることによって親からの勉強の催促を無くすことができます。自分の予定を先に伝えることは相手に安心感を与えるだけでなく、相手の都合による予定を回避することにも繋がります。友達と遊ぶ約束をしていたのに急に家族で出かけることになったなどは、お互いに予定を把握していないため起こることです。親と普段からコミュニケーションを取ることによってお互いに予定を知らせておくことが大切です。

親に予定を伝えるには情報をきちんと見える形にして共有することが大切です。部活や学校の試験の日程、塾の予定表などは親と自分用に2枚用意し、1枚はリビングなど家族みんなが見える場所に貼っておきましょう。また、普段の予定を知らせるにはカレンダーが役立ちます。家族で予定を共有するためのカレンダーを用意し、帰宅時間が何時になるか、週末はどうすごすのかなど予定が決まった段階で書き込むようにしましょう。部活の試合や友達との約束で予定を入れてほしくない日には、カレンダーに丸をつけて予定を書き入れておくと予定がかぶる心配もありません。同様に、親からも予定を入れてはいけない日、旅行や法事など外せない用事のある日はあらかじめカレンダーに書き入れてもらいましょう。中学生になれば自分の手帳を持ち、スケジュール管理をすることも大切になります。自分専用の手帳を1冊用意して予定を書き込んでおくと勉強できる日、勉強時間がとれない日などの把握も簡単になり、勉強時間の管理がしやすくなります。

勉強を始める時間がまちまちだと、親はいつから勉強を始めるのか心配になります。そのため、「何時から何時までは必ず机に向かって勉強する時間」というのをあらかじめ決めておくと便利です。夕食の時間やお風呂の時間にかぶらず集中できる時間帯の中から1～2時間程度選んで「勉強する時間」を作りましょう。平日は「夜7時から9時まで」や「夜8時から10時まで」と夜の時間が中心になりますが、土日祝日はあらかじめ時間を決めておくと、午前中に勉強を終わらせて午後からは休む、逆に夜勉強する時間にして日中は休むなどメリハリの効いた予定を立てることができます。勉強する時間をきちんと決めておき、その時間帯に机に向かっているならそれ以上勉強しなさいと口うるさく言われることはないでしょう。塾に通っている場合は塾のない日でも塾に通っている時間帯を目安に設定すると、無理なく勉強時間を取ることができます。勉強を習慣にすることが大切です。

勉強する場所は自分の部屋や子供部屋、リビングなど家庭によってまちまちですが、基本的には自分が集中できる場所を選ぶことが大切です。自分の部屋だとかえってほかに気が散ってしまう、集中できないという場合はリビングで、小さい弟や妹がいてリビングでは集中できないとう場合は個室でなど臨機応変に対応しましょう。1人で部屋にこもって勉強しているよりも、人に見られながら勉強したほうがまじめに勉強する気分になるというケースもあります。また、受験のときは他の人の立てる音に敏感になり、集中できなくなってしまう人もいるので、日頃からどんな場所でも集中できる癖をつけておくのも大切です。親の目の届くところで勉強すると、親が勉強頑張っているなと思ってくれる効果も非常に高いです。親からの応援も得やすくなるので普段から勉強にまじめに取り組んでいる姿勢を見せるようにしましょう。