勉強のやる気を出すコツ15選! やる気が出ない原因と対処法
勉強に対してやる気が出ない。だからといって後回しにしてばかりでは、何の解決にもなりませんし、事態を悪化させてしまう原因にもなります。
今回はやる気が出ない原因と対処法について一緒に考えてみましょう。
中学、高校生の皆さん、そして保護者の皆様へ
「勉強のやる気が出なくて困っている」
「勉強のやる気を引き出す方法を知りたい!」
「少しでも勉強に集中できる環境を作りたい」
このように思っている方に向けて、勉強のやる気を出すコツを教えます。
そもそも勉強のやる気が出ない原因は主に4つ
Asian student woman read books in library at university. Young girl stress tired have problem while study hard. Sadness concept
勉強のやる気が出ない原因は主に以下の4つです。
・勉強が楽しくない
・勉強が難しい・わからない
・勉強しやすい環境が整っていない
・心身のコンディションが整っていない
これらの4つの原因についてそれぞれ詳しくみていきましょう。
1.勉強が楽しくない
そもそも勉強とは「勉めて強いる」ものですから、楽しいと感じるのは難しいかもしれません。ですが、テスト前に一生懸命勉強をして成績が上がったり、保護者や先生にその成果をほめてもらったりすると嬉しいですよね。
つまり、勉強した成果がはっきりと結果となって現れ、周囲に認められた時に人は「楽しい」と感じるものなのです。承認欲求が満たされると言い換えても良いかもしれません。
成績はある日突然、上がるものではありません。日々の積み重ねが成績として現れてきます。小さなことでも構いませんので日々「できること」を積み重ねていき自分自身のモチベーションを上げていきましょう。
2.勉強が難しい・わからない
学校や塾で今習っていることが難しい、分からないと感じたことはありませんか。
勉強が難しい、分からないと感じることで勉強をすることにたいしてストレスが高まり、より一層勉強が嫌いになってしまいます。
今習っていることが難しい・わからないと感じている場合は、まずは原因を突き止めることが大切です。
たとえば中学の数学でつまずいてしまった場合、その単元が分からないのではなくもっと前につまずく原因があることがほとんどです。
小学校の分数が実は苦手だったり、割合が良くわかっていなかったなど、つまずきの原因を明確にして、早めにそのつまずきを解決する必要があります。
自分一人の力でつまずきの原因を探すのは難しいかもしれません。そんな時は学校や塾の先生にアドバイスをもらうことも良い方法の1つです。
ただ、学校の場合は周りの目もありなかなか質問をしづらいと思いますので、そんな時は塾を利用するのが安心で手軽な方法といえます。勉強が難しい・わからないと感じている人は塾の利用を考えてみるのも良いでしょう。
3.勉強しやすい環境が整っていない
「部屋の乱れは心の乱れ」、という言葉があります。
部屋が片付けられていない時には、心も怒り・悲しみ・不安などの感情を抱えて不安定になっているという意味です。当然、乱れた部屋、乱雑な机の上では勉強など到底できないということです。
教科書がすぐに見つからない、課題のプリントが見当たらない…探しているうちについつい気晴らしを口実にスマホに手が伸び、気が付けば1時間、2時間が経過している。こうならないようにまずは勉強する環境を整えるべきです。
4.心身のコンディションが整っていない
睡眠不足や体調不良はもちろん、人間関係の悩みや将来に関する悩みなど精神的なコンディションが原因の場合もあります。
まず、学校や塾での授業に集中するためにも十分な睡眠時間の確保は重要です。中学生、高校生が睡眠不足に陥る大きな原因の一つは深夜のスマホやゲームです。気分転換に好きなYouTubeをみようとスマホに向かうと、時間を忘れて見入ってしまうことが良くあります。
スマホを使う時間を厳格に決め、保護者にも協力してもらってベッドに入る2時間前にはスマホを手元から離してしまいましょう。
また精神面では、学校などの集団生活の中では様々な人間関係が生じ、その人間関係が悩みとなることがよくあります。
身近な保護者に相談するのが一番良いのですが改まって話すとなるとなかなか敷居がたかいものです。そうならないためにも日ごろから保護者と密にコミュニケーションをとって悩み事が大きくなる前に気軽に相談できる雰囲気を作っておくのも良い方法です。
中学、高校時代は人間関係のほかにも将来に対する不安や悩みもつきものです。これらの悩みはすでに経験してきた大人に相談するのが良いのですが、保護者に改まって相談するのはちょっと気が引けるという人も多いかもしれません。
こんな時は第3者である塾の先生に相談するのも良い方法です。
先生方の人生経験を通じて得た知識を教えていただけるのは自分の将来設計にきっと大きな参考となるでしょう。
原因別!勉強のやる気を引き出すコツ
ここでは勉強のやる気が出ないときにやる気を引き出すコツを説明していきます。勉強のやる気が出ない原因は大きく分けると以下の4つになります。
・勉強が楽しくない
・勉強が難しい・わからない
・勉強しやすい環境が整っていない
・心身のコンディションが整っていない
この4つの原因にそってやる気を引き出すコツを説明していきます。
勉強が楽しくないときの4つの解決策
本来、勉強はそれほど楽しいものではないのかもしれません。ですがやらなくてはならないものです。
どうせやるのなら楽しくやりたいのですがどうしても楽しいと思えないときはあります。
そんな時は以下の4つの方法を試してはいかがでしょうか。
1.友達と一緒に勉強する
友達と一緒に勉強することで楽しみながら勉強ができます。演習量を競い合ったり、お互いの得意科目を教えあったりすれば楽しいだけでなく効率も上がることは間違いありません。特に人に教えるということは勉強をする上で非常に有効な方法です。教えることで知識が自分の中でしっかりと定着するのです。
ただし仲の良い友達と勉強をする時にはおしゃべりをして時間を浪費するなどのデメリットもあることを理解しておきましょう。お互いにオンとオフの切り替えをしっかりして、高めあうように勉強に取り組んでください。
2.こまめな気分転換をする
無理やり勉強を続けようとするとかえってやる気をそいでしまうため、散歩やおやつなどこまめに気分転換を図るようにしましょう。その際、だらだらと過ごしてしまわないように時間を決めることが大切です。
ポモドーロという言葉を聞いたことはありますか。ポモドーロテクニックは、仕事を 25 分ずつのセッションに分け、そのあいだに短い休憩をはさんで行う時間管理術です。
集中力を維持しながら生産性を上げる効果があるこの手法は、ビジネスシーンではよく使われますが、これを勉強に応用しても効率的に勉強を進めることができます。
3.新しいアイテムを使う
誰でも新しい服や靴をおろしたときは気分が上がって楽しいものです。勉強も同様に文房具やマグカップ、服など、新しいお気に入りのものを使うことで楽しくなります。
人間の行動は気持ちに大きく左右されるものです。お気に入りのアイテムを使うだけで勉強がはかどるならこれほど良い方法はありませんね。
4.将来について想像する
目標も持たずにただやみくもに勉強をすることは長続きせず辛いものです。時には勉強の手を止めて自分の将来について考えてみてはいかがでしょう。
高校生活、大学での勉強、アルバイト、将来やりたい仕事などを考えてみましょう。逆にこんな高校生活は送りたくない、こんな仕事にはつきたくないというマイナスの将来を考えることも良い方法です。
プラスもしくはマイナスの将来を考えることで勉強に対するモチベーションが上がり自然とやる気が出てくるはずです。自分の中だけで考えるには限界がありますから、そんな時はインターネットを使ったり大人から話を聞くのも良い方法です。
勉強が難しい・わからないときの3つの解決策
勉強が難しい・わからないと感じているとやる気は出てきません。
そんな時のために対策を3つ用意しました。ぜひ参考にしてください。
1.得意な科目から勉強をする
得意な科目から取り掛かることでスムーズに勉強を進められ、やる気が高まります。やる気については勘違いをしている人が多いようです。
やる気がでたから勉強をする、のではなく勉強をスタートすることによって脳が興奮しやる気が出てくるのです。ですから極端なことを言えば得意科目からスタートしなくても簡単な漢字や英単語の勉強からスタートすることでやる気が出て勉強がはかどるわけです。
やる気は外部からの刺激によって生まれるのではなく、作業を始めることで脳内に生まれるということを覚えておいてください。
2.その日にやる分量を決める
勉強を時間ではなく〇ページ分など、量を決めてやることで「ここだけは頑張ろう」と思えるようになります。
勉強計画を分単位で細かくたてる人がいますが、時間よりも量で計画をたてた方が効率は良くなります。やる量を決めて一気に食べつくすイメージです。勉強ノートを付けるコトもやる気につながります。
その日やった内容と量を科目ごとに色を変えてノートに書いていくのです。1週間ごとに見返すことで自分の学習に偏りがないかが一目でわかります。
科目ごとに色を変えることがポイントです。
後で見返したときの分かりやすさとモチベーションアップにつながります。
3.わからないことは放置せず質問する
わからないことを分かるようにすることが勉強です。言い換えればわからないことを放置するのは勉強方法としては最悪といえるでしょう。
演習の際にわからない問題がでてきた場合はその1題を考えることに大量の時間を費やすのではなく5分から10分程度考えてもわからない場合は解答を見て解き方を理解することに時間を費やすべきです。
そして理解した問題を解き直して、独力で解き方が説明できたときに初めてその問題を理解したといってもよいでしょう。
解答を見てもわからない場合は大人に聞くべきですが、保護者の方に聞くのは難しいと考えてください。一般的な大人は社会に出てからいわゆる勉強はしないので中学2年生以上のレベルの問題は解法を忘れていることが多いです。
学校の先生もしくはじっくり説明を聞きたい場合は塾を利用するのが最も良い方法です。
勉強しやすい環境が整っていないときの4つの解決策
次に勉強しやすい環境が整っていない場合の解決策を4つ提示します。
参考にしてください。
1.勉強道具を常に机の上に出しておく
これは勘違いをしないでいただきたいのですが、全ての勉強道具を机の上に広げておくという意味ではありません。
今、勉強している内容に関連した教科書、問題集、プリントなどを手元に用意しておくという意味です。たとえば社会を勉強するときには教科書、資料集、地図帳、ノート、年表などを机の上に用意しておけば完璧です。
1科目終わるごとに机を整理することは気分転換にもなりますのでお勧めです。
2.誘惑になるものは遠ざける
何といってもスマホは絶対に机もしくは勉強部屋から遠ざけるべきです。友だち同士のLine連絡など気になることはわかります。
ですが勉強をする間だけはそのことを忘れて勉強だけに集中し勉強が終わってからゆっくりと連絡を取り合えばいいのです。
その他にもゲーム機やマンガのたぐいも勉強中には遠ざけるべきアイテムです。オンとオフの切り替えをしっかりつける習慣を作ることが今後の人生においても大切なことになります。自分の力だけではうまくコントロールできない場合は保護者の協力を得て必ず実行してください。
3.気温は低めに設定する
人により個人差はありますが、一般的に快適とされる温度は20度〜25度です。あまり暖かすぎると眠くなり集中力がなくなります。
高温の場所では、脱水症状や集中力の低下が起こる可能性があります。暑さによる不快感や体調不良を避けるため、適切な冷房や換気を行いましょう。
中学生が集中して勉強するのに適した室温は17度から28度といわれています。ただし眠気を避けるためには低めに設定しておくのが良いといえます。
4.勉強する場所を変える
勉強場所を変えることには効果があります。勉強場所を変えることで、気分転換や集中力アップにつながりやすく、成績アップ効果も期待できます。
ただし、勉強場所を変えるときには、外部からの刺激を遮断することや、複数の環境を計画的に切り替えることなどが大切です。
おすすめの勉強場所は、図書館やカフェなど静かで快適な場所です。自分の部屋から飛び出して図書館など周りで勉強している人たちから刺激をもらいながら自分も集中するのはよいことです。
心身のコンディションが整っていないときの4つの解決策
中学や高校生の時は人間関係や将来のことで悩むものです。
大人からしてみればたいしたことがないように思えることでも本人たちにとっては大きな問題なのです。ここでは心身のコンディションが整っていないときの対策を4つ紹介します。
1.規則正しい生活を心がける
規則正しい生活を送ることは大切です。その理由は以下の通りです。
・睡眠は脳の働きを整えるために必要で、中学生は7時間前後の睡眠が必要です。
・朝食をとることは大切です。朝食は1日のエネルギー源になり、勉強や運動にも影響します。
・スマホやゲームは集中力や睡眠の質を低下させるので、使用時間を制限する必要があります。
・生活リズムに合わせた勉強スケジュールを作ることで、効率的に学習できます。
以上の4点に留意して規則正しい生活を送ることを心掛けてください。もちろん保護者の協力も必要ですね。
2.適度な休憩や仮眠をとる
適度な休憩や仮眠をとることは必要です。その理由は以下の通りです。
・仮眠は脳の働きを整え、集中力や学習効率を上げる。
・休憩は疲れを回復させ、勉強のモチベーションを高める。
・仮眠の時間は15分から30分が最適で、長すぎると逆効果になる。
・仮眠の方法は事前にカフェインを摂取したり、アラームをかけたりしましょう。
仮眠をとる場合は、その長さに気をつけて長時間寝ることがないように注意してください。
3.適度に身体を動かす
適度に身体を動かすことは勉強をする上で有益です。
その理由は以下の通りです。
・運動は脳の働きを活性化させ、記憶力や判断力を高められる。
・運動はドーパミンの分泌を促し、やる気や幸福感を感じられる。
・運動の量は一定時間にわたって心拍数を上げる程度が最適で、過度にすると疲労やストレスが溜まるので注意。
・運動のタイミングは勉強の前や間にすると効果的で、わずか2分でも脳が活性化する可能性がある。
やりすぎには注意して適度な運動を間にはさみながら勉強に集中しましょう。
4.不安や悩み事はこまめに吐き出す
精神的な悩みがあると勉強に集中できないこともあります。家族や友人など、相談出来る人がいればこまめに吐き出しストレスを溜め込まないように心がけてください。
特に家族とは日ごろからコミュニケーションを密にして小さな悩みでも気軽に相談できる環境にしておきましょう。また、第3者として塾の先生に悩みを相談するのも良い方法の1つです。
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まとめ
この記事では、勉強のやる気を出すコツについて紹介しました。
中・高校生は、正しい勉強のやり方を身につけることで、成績を上げるだけでなく、人生に役立つ能力やスキルを養うことができます。
そのためには、やる気を持って、勉強を習慣化することが大切です。
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