勉強の集中力を高める方法8選!集中力が切れた時の対処法も紹介
あなたやあなたの周りに以下のことで悩んでいる人はいませんか。
「勉強を始めてもすぐに集中力が切れて困っている」
「集中力を高める方法を知りたい」
「少しでも集中力が続く方法を知りたい」
このように思っている方に向けて、この記事が勉強の集中力を高める方法を教えます。
まずは集中力を高める方法として8つの具体的な対策を紹介します。
この8つの方法を取り入れて、気持ち良く勉強に集中できるようにしましょう。
あわせて集中力が切れた時の対処法もご紹介します。
一度切れてしまった集中力をもとに戻すのは大変ですよね。
ご紹介する対処法を参考にして、気持ちよく勉強に集中できるようにしていきましょう。
勉強に集中できなくなってしまう主な3つの原因とは?
勉強に集中できなくなってしまう原因は以下の3つが考えられます。
原因をつきとめ、対策を一緒に考えていきましょう。
1.周りに誘惑が多い
一番多いのはスマホや漫画、ゲームなどの物理的な誘惑です。
とくにスマホは勉強に集中する上で一番の難敵と言えるでしょう。
勉強中は手元から離し、目の届かないところに置いてください。
保護者に勉強中は預けておくのも一つの方法です。
また自宅で勉強していると親や兄弟からの呼びかけなど人による誘惑もあります。
家族には勉強に集中する時間をはっきりと示して協力してもらうことも大切です。
2.飽きっぽい性格をしている
元々飽き性な性格ですと勉強に対する集中力が途切れやすいです。
性格だから仕方ないとあきらめてはいけません。
飽きっぽい性格を考慮した上で集中する方法を考えてみましょう。
以下の方法を試してはいかがでしょうか。
・勉強時間を短く区切り、休憩をはさむことで集中力を維持する。
・勉強場所や教科を変えることで飽きを回避する。
・部屋を整理整頓することで気分をリフレッシュする。
・目標や報酬を設定することでやる気を高める。
これらの方法はどれも簡単に試せるものですので、ぜひ実践してみてください。
3.心身のコンディションが悪い
体が疲れていたり、精神的な悩みやストレスなどがあると集中ができません。
例えば風邪をひいて38度の熱と、のどの痛みがあった場合を考えてみてください。
とても勉強に集中することなどできませんね。
ですから日ごろから睡眠を十分にとり、朝食をしっかり食べるなど規則正しい生活を送るよう心掛けましょう。
また、精神的な悩みやストレスがある場合は、そちらに気をとられてしまい勉強に集中することは困難です。
日頃から悩みやストレスが小さいうちに家族や友人に相談できる環境を作っておきましょう。
とくに一番身近な家族とは常にコミュニケーションをとり、いつでも悩みが相談できるようにしておくのがよいですね。
勉強の集中力を高める方法8選
今まで勉強に集中できなくなってしまう原因を3つ見てきました。
ここでは勉強の集中力を高める方法を8つ紹介します。
どれも簡単に実行できる方法なのでぜひとも実践してみてください。
1.生活習慣を整える
勉強に集中する上で生活習慣を整えるのはよい方法です。
その理由は以下の通りです。
・生活習慣を整えることで、体調や気分が良くなり、勉強に集中しやすくなります。
・生活習慣を整えることで、時間管理や計画性が身につき、勉強の効率が上がります。
・生活習慣を整えることで、自己管理や自律性が高まり、勉強のモチベーションが維持されます。
十分な睡眠を取り、朝食を必ず食べ、決まった時間にベッドにはいるような規則正しい生活をすれば良い体調を維持することができます。
それどころか体調だけでなくメンタルの調子も整えてくれるのです。
勉強に集中するためにも生活習慣を整えましょう。
2.整理整頓をする
「部屋の乱れは心の乱れ」という言葉はご存じでしょうか。
心理学的にも「部屋の状態は心理状況を表す」と言われていて、部屋の状態は、その人の心の状態が反映されるそうです。
まずは勉強する環境、つまり部屋の中や机の上の整理整頓します。
部屋を整理整頓するコツは、以下のようなものがあります。
・いらないものを捨てることで、部屋に余裕ができ、物の配置や収納がしやすくなります。
・物に定位置をつくることで、片付ける場所が決まり、物を探す時間や手間が省けます。
・部屋を整理する際にはタイマーを使って時間を決めることで、集中力やモチベーションが維持され、効率的に片付けられます。
これらのコツを実践することで、部屋をスッキリと片付けることができます。
机の上も同様に今勉強する科目に関連するものだけを置き、関係のないものは机の上に広げないようにしましょう。
整理整頓された部屋や机は勉強に対する集中力を高める手助けになります。
3.勉強前に軽い運動をする
勉強前に軽い運動をすることは、学習能力や集中力を高めることにつながります。
運動によって、脳に酸素や栄養が送られ、脳内の神経伝達物質やホルモンのバランスが整うのです。
また、運動はストレスを軽減し、気分をリフレッシュする効果もあります。
勉強前の運動は、有酸素運動がおすすめです。
例えば、ウォーキングやジョギング、ストレッチなどが効果的です。
運動の時間は、2分から20分程度で十分です。
逆に激しい運動は疲労を招いたり、ストレスにもなりますので避けるようにしましょう。
勉強前に軽い運動をすることで、脳の働きを活性化し、勉強の効率を上げることができます。
ぜひ試してみてください。
4.目標は小分けにする
勉強をする際に目標を小分けにすることには効果があります。
その理由は以下の通りです。
・目標を小分けにすることで、達成感や満足感を得やすくなり、モチベーションが維持されます。
・目標を小分けにすることで、計画性や管理性が高まり、進捗状況を把握しやすくなります。
・目標を小分けにすることで、具体的かつ現実的な目標になり、行動しやすくなります。
目標を小分けにする際には、「SMART」の法則を参考にするとよいでしょう。
これは、目標が以下の5つの要素を満たすように設定するというものです。
・Specific(具体的)
・Measurable(測定可能)
・Achievable(達成可能)
・Relevant(関連性)
・Time-bound(期限)
例えば、「英語力の成績を上げる」という目標はあまりにも漠然としています。
これを「期末テストで70点以上を取る」という目標にすると、具体的で測定可能です。
さらに、「毎日30分英語の勉強をする」「3カ月後に模試を受ける」という目標にすると、達成可能で関連性があり、期限が明確になります。
勉強の目標を小分けにすることで、効率的かつ効果的な学習ができるようになります。
5.タイマーで時間を区切る
勉強をする際にタイマーで時間を区切るのは、よい方法です。
その理由は以下の通りです。
・タイマーで時間を区切ることで、集中力が高まり、効率が上がります。
・タイマーで時間を区切ることで、自己管理がしやすくなり、計画性が身につきます。
・タイマーで時間を区切ることで、疲労感を軽減し、ストレスを防ぎます。
皆さんはポモドーロという時間管理の方法を聞いたことがありますか。
ポモドーロテクニックは、仕事を25分ずつのセッションに分け、そのあいだに短い休憩をはさんで行う時間管理術です。
集中力を維持しながら生産性を上げる効果があるこの手法は、仕事だけでなく、勉強に集中したいときにも活用できるテクニックです。
ポモドーロのやり方は以下の通りです。
1.25分間集中して勉強する
2.5分間休憩する
3.これを1セット(1ポモドーロ)として、必要な時間に応じて繰り返す
4.4セット(4ポモドーロ)ごとに、15分から30分間の長い休憩を取る
ポモドーロは、集中力と休息のバランスを保ちながら、勉強を進めることができます。
また、ポモドーロの数で勉強時間を管理することもできます。
勉強をする際にタイマーで時間を区切ることは、多くのメリットがあります。
皆さんもぜひ勉強に集中するために活用してみてください。
6.こまめに休憩をはさむ
勉強に集中するためにこまめに休憩をとるのは、よい方法です。
それは以下の理由があるからです。
・脳の疲労を回復し、記憶力や理解力を高める。
・気分転換ができ、やる気やモチベーションを維持する。
・視点を変えたり問題を整理したりでき、思考力や創造力を向上させる。
勉強に集中するための良い休憩方法は、以下のようなものがあります。
ストレッチやウォーキングなどの運動をすることで、血流や酸素の供給を促進し、脳の活性化につなげます。
瞑想や呼吸法などのリラックス法をすることで、ストレスホルモンの分泌を抑え、リラックス効果を得ます。
音楽や読書などの趣味をはさむことで、気分を切り替えて楽しみながら休憩できます。
7.音楽や環境音を取り入れる
勉強に集中する上で、音楽や環境音を取り入れるのは、よい方法です。
その理由を以下に明示しました。
・気分を高めたり、リラックスさせたりする効果がある。
・外部の雑音や気になる音を遮断し、集中力を向上させる。
・脳波の周波数を調整し、記憶力や思考力を高める。
勉強に集中するためのおすすめの音楽や環境音は、以下のようなものがあります。
・自然の音(森の音、波の音など):リラックス効果が高く、α波を出しやすくします。(α波とは、落ち着いているときやリラックスしているときに主体となる脳波のことです。)
・クラシック音楽(モーツァルト、バッハなど):脳の活性化に効果的で、記憶力や思考力を向上させます。自分が好きな曲や気分に合った曲を選んでください。好き嫌いや気分は集中力に影響します。
・カフェの環境音(人の声や器具の音など):気分を明るくし、やる気やモチベーションを維持します。
勉強に集中するためには、音楽や環境音の選択やボリュームも大切です。
一般的には、次のようなポイントに注意すると良いでしょう。
歌詞が入っている曲(とくに日本語や英語)やリズムが速い曲は、注意力を分散させる可能性があるので避けてください。
8.好きな香りを取り入れる
勉強に集中する際に、好きな香りを取り入れることは、効果的です。
その理由は以下の通りです。
・脳の記憶や集中力を司る部分を刺激し、記憶力や集中力を高める。
・気分を明るくしたり、リラックスさせたりする効果がある。
・外部の雑音や気になる音を遮断し、集中力を向上させる。
勉強に集中するためのおすすめの香りは、以下のようなものがあります。
1.レモンやグレープフルーツなど:柑橘系の香りは、交感神経を活発にし、気分を高めます。
2.ローズマリーやペパーミントなど:ハーブ系の香りは、脳の活性化に効果的で、記憶力や思考力を高めます。
3.ユーカリやラベンダーなど:リラックス効果が高く、眠気やストレスを和らげます。
勉強に集中するためには、香りの選択や使用方法も大切です。
上手に取り入れて、集中力を高めましょう。
集中力が切れてしまった時の対処法
さて、今まで勉強の集中力を高める方法を8つご紹介してきました。
次は集中力が切れてしまった時の対処法を一緒に考えていきましょう。
ここでは5つの方法を紹介します。
1.無理に続けず気分転換をする
勉強に対する集中力が切れてしまった時は、無理をせずに気分転換をするのはよい方法です。
その理由は以下の通りです。
・脳の疲労を回復し、やる気や集中力を高める。
・ストレスや眠気を解消し、リラックス効果が得られる。
・視点や思考を変えることができ、新しい発見やアイデアが生まれる可能性がある。
勉強の合間に気分転換をするためのおすすめの方法としては読書や音楽鑑賞などの趣味を楽しむことで、自分の好きなことに没頭することがあげられます。
また、ウォーキングやストレッチなどの運動をすることで、血行を良くし、酸素や栄養素を脳に送ることもよい方法です。
その他の方法として窓を開けて外の空気を吸うことで、新鮮な酸素を取り入れ、脳の活性化につなげることもあります。
勉強には気分転換が大切です。ぜひ上手に休憩して、集中力を保ってください。
2.仮眠をとる
勉強に対する集中力が切れてしまった時は、仮眠をとるのはよい方法と言えます。
仮眠をとることで、脳の疲れがリセットされ、記憶の整理や休息ができます。
また、仮眠をとることで、眠気やストレスが解消され、頭がスッキリして勉強に集中できます。
ベストの仮眠の時間は、15分〜20分程度です。
長すぎると深い睡眠に入ってしまい、起きた後にぼーっとしてしまう可能性があります。
仮眠の前にカフェインを摂取すると、起きた後にカフェインの効果が出て、さらに目覚めが良くなります。
勉強中に眠くなったら、無理せずに仮眠をとってみてください。
仮眠の後は、勉強効率が上がるはずです。
3.勉強する科目を変える
勉強に対する集中力が切れてしまった時は、勉強する科目を変えるのはよい方法といえます。
科目を変えることで、脳の刺激が変わり、飽きやすさや疲れを防げます。
また、科目を変えることで、頭の使い方が変わり、思考力や記憶力を高められることも期待できます。
よい科目の組み合わせは、理系→文系、暗記系→思考系、苦手科目→得意科目などです。
また、時間帯によって勉強内容を変えることも効果的です。
例えば暗記系の科目は、就寝前や朝食後など、記憶が定着しやすい時間帯にやるのがベストですし、思考系の科目は、午前中や午後など、やる気や思考力が高まる時間帯にやるのがおすすめです。
勉強中に集中力が切れたら、無理せずに科目を変えてみてください。
科目を変えることで、勉強の効率が高まるはずです。
4.場所を変える
勉強の集中力が切れてしまった場合、勉強をする場所を変えることは、気分転換や集中力アップにつながることがあります。
ただし、場所を変えるだけではなく、外部刺激を遮断したり、勉強時間を短く区切ったりすることも大切です。
自分の部屋以外でおすすめの場所は、図書館やカフェなど、静かで快適な環境があるところです。
塾の自習室は周りが勉強をしている人ばかりなので良い意味で刺激になり集中できます。
塾によっては自習室での質問に対応してくれるところもあります。
塾の利用はおすすめできます。
5.軽く身体を動かす
軽く身体を動かすことは、血流を改善したり、ストレスを解消したりするので、集中力を回復するのによい方法といえます。
軽い運動としては、ウォーキングやストレッチなどがおすすめです。
運動の時間は、1回20分〜30分程度で、週に2〜3回が効果的です。
勉強の合間には、5分間の全身運動をするとよいでしょう。
勉強に集中できなくなったら、軽く身体を動かして気分転換をはかりましょう。
勉強に集中できない時は塾なども積極的に活用しよう
家庭での学習において集中力がどうしても持続できない場合は塾の利用も選択肢に入れてはいかがでしょうか。
個別指導のベストは塾の良さと家庭教師の良さをイイトコドリして今から10年前に誕生しました。
それがホワイトボードを使ってたったひとりの生徒のために授業をするという、今のベストの指導スタイルです。
ベストでは講師の授業力認定制度を導入し、全講師を対象に授業力審査を実施しております。
この審査に合格しないと、講師は授業をすることができません。
ベストの講師の指導力が高いのは厳しい授業力認定制度と研修制度があるからです。
ベストの講師は子どもの話をよく聞きます。
これらの行動は、子どもと向き合う時間を十分とることができないとうまくできません。
子どもと向き合う時間を確保するため、ベストでは、1対2の個別指導にこだわっています。
自習室も完備しており、わからないところは質問できる体制になっています。
保護者からの口コミを見てみると
”わからないところや、苦手なところを見つけてもらいやすく、そういったところはその都度振り返って教え直してもらえる。
自習室が自由に使用でき、講師の人数が多いので、わからないことがあれば、誰かしらに質問することができ、解決しやすい。
定期的に行われる室長と保護者の二者面談では、テスト結果の分析や、受験情報、志望校の相談などじっくり話をすることができ、保護者としても心強い。”
上記のような意見が寄せられており、勉強に集中できないお子様でもしっかりとバックアップしてくれる体制が整っています。
まとめ
この記事では、勉強の集中力を高める方法8選および集中力が切れた時の対処法について紹介しました。
中・高生は、正しい勉強のやり方を身につけることで、成績を上げるだけでなく、人生に役立つ能力やスキルを養うことができます。
独力で日々、勉強に集中して取り組むのは中・高生にとってはある意味難しいともいえます。
そんな時は、サポート体制がしっかりした塾を検討してみてはいかがでしょうか。
塾でしたら家庭での学習方法や各教科での勉強方法についてアドバイスがもらえます。
ベストなら授業力認定制度を導入しているため、講師の指導力も高く子どものやる気と可能性を最大限に引き出します。
自分に合った勉強のやり方を見つけて、効果的に成績を上げましょう。
もし、塾でのサポートに興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
ベストでは、無料でカウンセリングや体験授業を受けることができます。
皆様のお問い合わせをお待ちしています。