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数学の計算式を得意にする!中学生のための勉強法とは?

中学生になると算数から数学に変わり、内容が複雑になるにつれて数学に苦手意識を感じる学生が増えてきます。わからないままにしておくとテストの成績にも響くため、早めの対処が必要です。そんな数学の勉強で外せないのが計算式です。そこで今回は、中学生のうちに身につけておきたい数学の計算式の勉強法について紹介します。

中学の数学における主な分類

中学数学は大きく分けて以下の4つの分野に分かれています。
・数と式、方程式
・図形
・関数
・資料、確率
3年間常に新しいことを習うのではなく、1年生で習った内容が2年生、3年生と進むごとに難易度があがっていくようになります。1年生でつまずいてしまうと2年生3年生になっても全く理解できなくなるのはそのためです。仮に3年生で数学がさっぱりわからない学生の場合は、1年生の問題から基礎をしっかりやり直す必要があるでしょう。

数学のなかでも、数と式、方程式は計算問題として学年の最初に学習する分野になります。正負の数と文字と式がわからないとその後の学習すべてに影響が出てしまうため、しっかりと理解する必要があります。なるべく多くの問題を解いて、速く正確に解けるようになることが目標です。

図形問題は、長さや角度などの数値を求める場合と、合同や相似に関する証明問題に分けられます。図形はとにかく公式を覚えることが大切なので、小学校で習った図形の基本公式に加えて、新しく出てきた公式をしっかり覚えるようにしましょう。数をこなしていくことで、ある程度の出題パターンを覚えることができます。

中学校では一次関数と二次関数を学びますが、理解するためにはグラフや問題文から必要な数値を読み取る能力が必要になります。自分の手でしっかりグラフを書けるようになりましょう。関数の問題を解くためには、方程式、連立方程式、二次方程式も必要となります。

資料の問題は、用語や計算方法をしっかり覚えておくことが大切です。用語や計算方法を覚えておけば、さほど苦労することはありません。確率の問題は樹形図を書けるようになることがポイントです。

中学生の数学問題を解くポイント

数学の問題をスラスラ解けるようになるためには、正確な計算力が重要です。計算ミスがあったり計算をするスピードが遅かったりすると、問題を解くのに時間がかかってしまうため、テストで時間が足りなくなってしまうこともあるからです。何度も解き直しているとその分ほかの問題を解く時間も無くなってしまうため、結果としてテストの点が下がってしまいます。こうした時間のロスを防ぐためにも、丁寧な計算を心がけましょう。

また、解き方のパターンを多く知っておくことも、問題を見てから解き始めるまでのスピードアップにつながります。問題を見た瞬間に解き方のいくつかのパターンが頭に浮かぶようになれば、最も効率の良い解き方や簡単な解き方で取り組むことができるからです。解き方にいくつかのパターンがある場合は、ひとつのパターンだけでなく、いろいろな角度から解いてみましょう。難しい応用問題も、いくつかのパターンを組み合わせたものが多いため、いろいろな問題のパターンを組み合わせて活用することができるようになれば、自然と応用力も身につきます。

さらに、うっかりミスを防ぐためには、最後まで気を抜かずに取り組むことが大切です。まず問題文をしっかりと読んで、内容を理解してから取り組むようにしましょう。答えを導き出した後も、計算ミスが無いか、単位は間違っていないか、数字はちゃんと読めるかなどをしっかりチェックしておきます。殴り書きのような汚い字は計算ミスの原因ともなるためできるだけ丁寧に書きましょう。数学で多いケアレスミスをなくすことも点数アップには欠かせません。

中学生の数学における計算式の勉強法

計算は訓練することによって速くなります。そのため、計算式を速く正確に解けるようになるためには、より多くの計算問題を解いて熟練度を上げていくのが有効です。計算式を解くときはあらかじめ目標タイムを決めておき、制限時間以内に解けるようにしておきましょう。繰り返し解いていくことで徐々に目標タイムを減らしていき、少しずつ前よりも短い時間で解けるように練習しておくことが大切です。また、タイムを計ることで試験と同じ緊張感でのぞむことができ、テストのときに感じる緊張感にも強くなります。

計算問題でつまずいたところはしっかりとノートに記入しておき、わからない部分を放置しないようにすることも大切です。どうして解けなかったのか、どこが理解できなかったのかをしっかりチェックしておきましょう。自力で解けない場合は、学校の先生や塾の先生などに相談することもできます。質問するときも、どこが理解できないのかをまとめておくことで、より適切なアドバイスを受けることができます。自分の苦手なところを理解しておくことも必要です。

基本的な計算問題が解けるようになったら、応用問題にもチャレンジしてみましょう。いろいろな解き方のパターンを実際に解いていくことでパターンを覚え、問題を目にしてから実際に取り組むまでの時間が短くなります。毎回時間が無くなって思うように点数を上げることができないという人は特に、計算力を鍛えておきましょう。

数学でのノート術

数学をよりわかりやすく理解するために、ノートの活用方法もチェックしてみましょう。おすすめは、授業のときはノートの左側だけを使用するという方法です。右側は間違えた問題をやり直すのに使います。こうすることで、単元別の苦手問題をピックアップして覚えることが可能です。どこで間違えたのかもひと目でわかるように、途中の計算式や図、説明文などもきちんと記入しておきましょう。計算式をきちんと残しておくことで見直しの時間を短縮することができます。

ポイントを押さえて数学の得点を上げよう!

中学生の数学の勉強法は、基礎をしっかり固めて、計算問題に慣れることが大切です。そのためには、より多くの計算問題をこなして計算式に慣れ、解くスピードをアップさせましょう。ケアレスミスをなくすためにも、途中の式を省略せずに、丁寧な字でノートをとることも大切です。ミスしたところはどこがわからなかったのか、どんなところを間違えやすいのかを確認し、必ず解き直しをしておきましょう。このとき、途中の式だけでなく、グラフや図、説明文も付け加えておくとわかりやすくなります。どんどん問題を解いて、得点アップを目指しましょう。

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参考元URL

1段落:【カテキョが伝える中学生勉強法の種】中学数学の勉強方法~4つの分野に対応する~http://nmorecare.com/archives/340
2・3段落:【ベネッセ教育情報サイト】中高生のかた必見!数学の問題を解くスピードをアップする勉強法https://benesse.jp/kyouiku/201606/20160624-3.html

この記事の監修者

ベスト学力向上委員会

元中学校教論を編集長とし、小中高それぞれを専門としている3名以上の講師チームで記事を監修しています。
日ごろから勉強や受験に携わっているプロだからそこ分かる、悩みや不安を解決するための情報・ノウハウを発信していきます。

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