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自分に合った高校の選び方とは?やってはいけない選び方もご紹介

高校を選ぶときに、どのような点に着目すれば良いのかはとても難しい問題です。

そのため、「自分で高校が選べない」と悩んでいる中学生やその保護者は少なくありません。

 

この記事では、それぞれの高校の基本的な違いや、高校を選ぶときにチェックすべきポイントに触れながら、適切な選び方を紹介していきます。

加えて、やってはいけない高校の選び方も解説していきますので、これから高校を選ぶ場合はぜひ参考にしてみてください。

 

1.押さえておきたい高校の違い

高校は、それぞれの学校によって運営主体などの違いが見られます。

高校の具体的な選び方を把握する前に、高校の分類についてまとめていますので押さえておきましょう。

 

1-1.国立高校と公立高校と私立高校の違い

高校は、運営主体によって国立・公立・私立の3つに分類することができます。

 

まず、国立高校は国立大学付属の研究校です。

そのため、大学で行われている研究や実験に協力するという目的があることから、国立高校では個性のある教育が実践されています。

 

また、国立高校は費用が安く、のびのびとした校風である点も特徴の一つです。

国立高校は、一部の限られた地域にしか設置されていないため、あまりなじみがなく学校の特色なども詳しく知らないという人も多いでしょう。

 

次に、公立高校については都立や県立などの地方公共団体が設置している高校です。

そのため、費用が安く、それぞれの高校で異なった特色が見られます。

 

例えば、高校によっては独自の部活動があったり、私服での通学が許可されたりしています。

公立高校を受験する場合は、内申書の評価割合も高い傾向にあるため、高校を選ぶときには確認しておくと良いでしょう。

 

私立高校は、学校法人が設置していることから、費用が高く設定されています。

また、私立高校の場合、各高校の特色は公立高校以上に強い傾向にあります。

具体的には、宗教色が強かったり、各高校で特定の大学への進学を目指しているなどの事柄が挙げられます。

 

さらに、私立高校は設備などが充実しているという点も大きな魅力といえるでしょう。

受験時は学科重視の傾向にあるため、受験校の学力レベルも確認しておくことがポイントです。

高校選びで悩んだときは、それぞれの高校の違いを考慮しながら、家庭の事情などを含めて校風などを見て選んでいくのが理想的です。

 

1-2.共学と男子校と女子高の違い

高校の場合は、共学・男子校・女子高の3つに分けられます。

 

まず、共学の場合は、異性とのコミュニケーションがとれるという点が大きなメリットとして挙げられます。

同性だけでなく、異性との会話やかかわりがあれば、自分自身の価値観を広げることにもつながります。

ただし、共学では男女それぞれの特性に応じた教育を展開することは難しく、また場合によっては男女間のトラブルに発展する可能性もいくばくかあるでしょう。

 

次に、男子校・女子校は、同性の友達ができやすいという点が特徴で、なかには進学実績の良い名門校もあります。

しかし、同性との交流が基本になってしまうため、社会性が育ちにくい面もあり、価値観が偏ってしまう可能性もあります。

一部の男子校では、社会のリーダーに必要な「実行力」を身につける育成を、女子校ではマナーや作法などの教育を行っています。

 

ほかにも、日頃の授業は別々に行って学園祭などの行事のときには男女共同で行う「別学」という方針の高校もありますが、多くはありません。

高校を選ぶときには、それぞれの家庭の教育方針なども重要になりますが、子どもの個性や考え方に合わせた選択をすると良いでしょう。

 

1-3.普通科と専門学科と総合学科の違い

高校では、学科ごとに普通科・専門学科・総合学科の3つに分類できます。

 

まず、普通科では中学校で学んだ国語や数学、英語などの科目を基として、幅広い学びを展開しているという点が特徴です。

普通科のなかには、「特進コース」などのコース制を導入しているケースも少なくありません。

大学進学を視野に入れている場合には、普通科を選択して学びを深めていくと良いでしょう。

 

専門学科では、商業や農業、工業、福祉、体育、芸術等の分野に特化して学んでいきます。

専門学科に進学する人の多くは、「専門技術を学びたい」「3年間のうちに資格取得を目指している」など具体的な目標を持っています。

 

そのため、将来のビジョンが固まっている人に向いています。

専門学科で学んだ人の多くがその分野に特化して学ぶため、卒業後は就職するケースが多い傾向にあります。

 

また、総合学科に関しては普通科と専門学科を合わせたような学習が行われています。

したがって、総合学科では基礎学力を身につけつつ、進学や就職などの卒業後の進路に向けた専門性も学ぶことが可能になります。

 

卒業後の進路が幅広く選択できるため、総合学科は高校に入学してから進路を決定したいという人に適しています。

進学すべき学科で迷っている場合は、将来の夢や希望を踏まえたうえで進路の選択をしていきましょう。

 

2.高校を選ぶ際の5つのチェックポイント

  • 1.1.2

高校を選ぶ際には、着眼すべきポイントを把握しておくことが大切です。

ここでは、高校を選ぶときに押さえておくべき5つのチェックポイントを紹介します。

 

2-1.教育方針

高校選びをする場合は、それぞれの高校の教育方針をチェックしてみましょう。

 

学校の教育方針が、自分の考え方や価値観と必ず合致しているとは限りません。

そのため、自分の考えていることと教育方針とがあまりにかけ離れている高校に進学してしまうと、希望している進路に進めない可能性が出てきてしまいます。

 

そういった事態を避けるためにも、教育方針は必ず事前に確認しておきましょう。

 

2-2.通学時間や通学手段

毎日通学しなければならないため、通学時間や通学手段も重要です。

 

自宅からあまりに遠い高校に進学してしまうと、自宅と学校の往復だけで疲れ切ってしまい、予習・復習に時間を割くのが難しくなってしまいます。

高校を選ぶ際には、自分にとって適切な通学時間を見極めるようにしましょう。

 

また、自宅から徒歩や自転車で通える範囲の高校なのかどうかも重要になります。

特に女子生徒の場合は「駅から遠い」「部活などで遅くなると帰りが心配」等が多くの保護者から不安視されます。

 

もし、心配事があるのであれば、それらも考慮したうえで高校を選ぶ必要があるでしょう。

 

2-3.校風や雰囲気

校風や雰囲気が数年間で大きく変わることはありません。

校風や雰囲気について知りたければ、実際に見学に行き、自分に合ったものであるかどうかを確認することが大切です。

 

また、高校を訪問する際には、実際に通っている生徒を観察してみると、その学校の雰囲気などが分かる場合があります。

 

私立高校への進学を考えている場合には、どのような先生が授業を受け持っているのかもチェックしておきましょう。

 

2-4.大学への進学率

大学への進学を希望しているなら、進学率もポイントの一つです。

 

高校のホームページをチェックしたり、オープンスクールに参加したりすることで、大学への進学率を確認することができます。

「希望大学と同レベルの大学への進学率はどれくらいか」「自分が希望している大学へ実際に進学した卒業生はいるか」などの点も合わせて調べておきましょう。

 

2-5.入学難易度

どんなに校風が良く、憧れていても自分の学力がその高校に合っていなければ入学することは難しいです。

そのため、高校選びでは入学難易度も確認し、自分の学力に適切かどうかを把握することが重要になります。

 

万が一、学力が足りないようであれば、受験までに勉強して学力を近づける努力が必要になります。

高校選びに関しては、自分の学力や高校の偏差値を基本にして決定すると良いでしょう。

 

3.やってはいけない高校の選び方

高校の選び方が適切でなければ、入学後に後悔する可能性があります。

ここでは、高校を選ぶときにやってはいけない選び方を見ていきましょう。

 

3-1.先輩や友達の影響を受けて選ぶ

高校選びでは、先輩や友達の影響を受けて決定すると後悔につながる可能性があります。

実際に高校へ通っている先輩や友達の話を参考にすることは大切です。

 

しかし、校風や雰囲気、進学状況などを調べずに選んでしまうと、授業のペースについていけなかったり、周りの雰囲気になじめなかったり、入学後に苦労するケースもあります。

 

高校選びで後悔しないためにも、自分で高校を調べたり見学したりしましょう。そして、最終的には自分自身の意志で決断することが大事です。

 

3-2.親や塾が勧める高校を選ぶ

親や塾の先生など、周りの人が高校を勧めてくるケースはよくあります。

 

しかし、勧められた学校と自分が行きたい高校が同じであるとは限りません。

自分が行きたくない高校に進学してしまうと、入学後に後悔する可能性があります。

 

もし、周囲の人に高校を勧められた場合は、実際に高校を見学するなどして自分の目で確かめることが大切です。

そのうえで、親や塾の先生とよく相談して決めましょう。

 

3-3.高校見学をせずに選ぶ

高校見学をしないで受験先を選ぶのはとても危険です。

高校見学は、高校の雰囲気や校風を知るためにとても重要です。

そのため、自分が進学を希望する高校は一度見学に行き、自分の目でしっかりと確かめる必要があります。

 

オープンスクールなどに参加すると、パンフレットなどの紙面では分からない、リアルな情報が入手できる可能性があるため、高校見学は積極的に参加し、高校選びに役立てましょう。

 

高校選びで悩んだら塾に相談しよう!

  • 1.1.3

高校には運営主体の違いをはじめとして、教育方針の違いや学科の違いなど、様々な違いがあります。

数ある高校のなかから自分に合った高校を選ぶためには、今回紹介した教育方針や入学難易度、校風・雰囲気などのチェックポイントを細かく確認すると良いでしょう。

 

また、どうしても高校選びで悩んでしまうときには、周りの人に相談してみましょう。

 

その時に相談する相手として、受験対策のプロである学習塾がおすすめです。

学習塾は各学校の詳細や受験に関する情報が蓄積されているため、自分に合った高校が見つかりやすくなるでしょう。

 

ベスト個別指導学習会では、日頃の学習方法はもちろん、生徒一人ひとりの志望校に合わせて受験対策や面接指導など幅広い要望に対応します。

また、志望校選びに悩んでいる場合は、本人と話し合い、より良い志望校選びをサポートします。

 

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この記事の監修者

ベスト学力向上委員会

元中学校教論を編集長とし、小中高それぞれを専門としている3名以上の講師チームで記事を監修しています。
日ごろから勉強や受験に携わっているプロだからそこ分かる、悩みや不安を解決するための情報・ノウハウを発信していきます。

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