あきらめなくてもいい?習い事や部活と勉強の両立方法

中学生になると定期試験や塾通いも増え、小学校のときと比べても勉強にかける時間が飛躍的に増えます。そのため、小さなころから頑張ってきた習い事や部活などをやめるかどうか悩む保護者の方や子どもも多くいます。結論から言えば、習い事・部活・勉強を両立させるためにはある一定の条件があるのです。今回は、習い事・部活・勉強を両立させるために必要なことをご紹介します。


部活に入るメリットとは?

中学では多くの生徒が何らかの部活に入っています。部活に入るメリットとしては、部活を通じてより広く深い人間関係ができること、仲間意識が芽生えることがあります。部活という共通の趣味を通じてできた友人関係は一生続くことも珍しくありません。3年しかない中学生活を充実して楽しむためにも部活の持つ役割は大きいといえます。また、部活での試合や発表会などを通じて人間関係の中から礼儀を学び、達成感を感じる機会を得ることもできます。若いうちのこうした経験は今後の人間的成長にも大きく影響を与えます。試合に負けて悔しい思いをしたり、先輩に叱られて悲しい思いをしたり、部活で経験するすべてのことがかけがえのない青春の1ページと言えるのではないでしょうか。中学3年の引退まで部活を最後まで頑張ったという経験は、途中で投げ出すことなくやり遂げたという子どもの自信にも繋がります。


部活に入るデメリットとは?

部活に入ることは、中学生活においてメリットの多いことです。しかし、中には早急に部活をやめたほうがいいケースもあります。部活動が明らかに子どもの力量を超えてハードな場合と、テスト前やテスト期間中に部活動があって部活が原因で勉強時間が確保できていない場合です。(※1)特にスポーツ強豪校の場合は部活動を優先させて勉強を後回しにするといった学校も少なくありません。所属している部がスポーツ部で、個人でも結果を多く残しており、スポーツ推薦を狙うのであれば部活動を頑張るメリットも多いですが、一般受験を考えている場合は内申点に与える影響もわずかです。部活動が原因で成績が下がるのは避けなければいけません。部活動を続けるかどうか迷った場合には、部活動をすることによって成績が下がっていないかどうかが1つの目安となります。部活から帰った後は疲れ果てて勉強ができない状態が続いたり、テスト前やテスト期間中にも部活があって勉強ができなかったりするという場合は、保護者会で先生に改善を要求することもできます。辞めるのはあくまでも最終手段として、まずは顧問の先生に相談してみましょう。


受験まで習い事を続けることは可能?

小さなころからピアノやスイミングを習っている子どもが多い中で、習い事をしようかどうかを悩む親御さんは多くいます。習い事をやめるタイミングとして多いのは勉強が難しくなり、小学校高学年に差し掛かる小学5年生、中学入学のタイミング、受験勉強を本格的に意識する中学2年、受験前の中学3年の時期です。習い事を続けるかどうかの大きな見極めどころが「子どもの熱意が続いているかどうか」です。逆に言えば、親が強制的に始めた習い事で本人にやる気がないならいつ辞めてもかまいません。ただし、本人が将来プロを目指している、熱心に取り組んでいるといった場合はその習い事を突然辞めたからといって本人の意識が勉強に向かうとは限りません。親子でよく相談しながらやめるか続けるかを判断することが大切です。習い事によっては受験が終わったあと再開することも可能であることを伝えると、子供も受験勉強に集中して取り組むことができます。また、習い事には金銭的な負担も発生します。将来の教育資金をしっかりと見極めた上で習い事を続けるかどうかを考えることも大切です。


勉強と習い事・部活動を両立させるコツはバランス

勉強と習い事、部活動をどれも全力で頑張るというのは理想ではありますが、無理が出てくることも確かです。まずは志望校をしっかり見極め、その学校に必要な学力をつけることを第一に考えましょう。その上で、勉強の気分転換になる、体力やエネルギーの発散の場になるなら習い事や部活動を続けるメリットは大きいといえます。子どもに部活動と勉強のどちらかを選ばせた場合、多くの子どもが勉強よりも部活動を重視してしまうそうです。部活動では子どもなりの人間関係もあり、周りに迷惑をかけたくない、先生にしかられたくないという意識が強く働くからです。しかし、中学生の本分は勉強であり、勉強をおろそかにしてしまうなら部活動や習い事を続けるメリットはありません。部活動や習い事を続けたいならば勉強をおろそかにしないことをしっかり約束し、成績が下がるなら部活動や習い事は辞めることもあることを事前に約束しておきましょう。

<参考URL>

※1【東洋経済オンライン】これが真実!「部活をやる子は勉強ができる」http://toyokeizai.net/articles/-/94869?page=3

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