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小学校の勉強で大切なのは国語力!伸ばして欲しい4つの能力とは?

小学校は義務教育のスタートラインです。小学生のうちから我が子にしっかり学力をつけてさせてあげたいと考える親御さんは多いのではないでしょうか。しかし、高学年になるにつれて覚えることも増えて各教科の学習も難しくなってくるため、学習の定着が悪かったりテストで100点を取れなくなったりする子もでてきてしまいます。実はそれ、うっかりミスや勘違いなどが原因かもしれません。その背景には「国語力の低下」が潜んでいる危険性があります。そこで今回は、小学校のうちに身につけておきたい国語力についてご紹介します。

生きていくうえで絶対に必要な国語力とは?

国語力とは、「考える力」「感じる力」「表す力」「想像する力」などの言葉を通じて情報をまとめ、使いこなす能力のことです。私たちはみんなこの4つの能力を使って、「聞く」「話す」「読む」「書く」という言語活動を行っています。この能力を使いこなすには、基礎に「国語の知識」や「価値観」「教養」「感性」などが必要になります。小学生のころから多くのことに関心をもち、知識を集め、考え、想像することによって国語力もまた上昇していくのです。(※1)

論理的な思考力を育てる「考える力」とは?

考える力とは、読み解く力、真実を見極める力、文章をまとめる能力などがあります。文章や言葉に含まれる事実を読み取り、必要な情報を見つけ出す力は国語だけではなく数学や英語の教科の習得にも深くかかわってくるためとても重要です。また、頭の中で問題を整理して筋道をたてて説明する能力や、絵や動画などを見て言葉にまとめる能力は情報処理能力としてすべての教科に必要な力となります。問題に取り組むときは答えを急がせるのではなく、自分で考え、悩むことにより考える力をしっかり伸ばしてあげることが大切です。

情緒を感じる能力!「感じる力」とは?

感じる力とは詩や文学作品の内容や人物の気持ち、自然を愛する心などを文章から感じて共感することができる力のことです。この力は言葉には表すことのできない人の心の機微などを正確に読み取る能力にも繋がります。感動したり、喜んだり、怒ったり、悲しんだり、恥ずかしく思ったりと言った自身の経験を積むことによっても育むことができます。より多くの良質な文学作品や美術作品、自然の美しさや人の優しさなどに触れることによって伸ばすことができます。

自由に表現する力「表す力」とは

表す力とは、自分が実際に感じたこと、思ったこと、考えたことを言葉や文章として正しく表現できる力のことです。自らの考えを他人が理解しやすいように組み立てて表現するためには分析力や論理的な構築力のほか、語彙力も必要となります。また、一方的な意見とならないためには、自らを主体とした主観的な考え方だけでなく、一歩引いたところから見ることのできる第三者目線で相手の立場や場面を配慮できる力も求められます。自分の感情や意見を表現することのできる「表す力」は、対人関係において自分の意見をきちんと伝えることのできる自信にも繋がります。

他人の心を想いやる「想像する力」とは

想像する力とは自らの経験に基づいたものではなく、頭の中で想像し、イメージを膨らませ自由に思い描くことのできる能力のことです。さらに言えば、相手の表情や声などからから言葉に出さなくても今どんなことを感じているか、思っているのかを予測することのできる力とも言えます。この想像する力は考える力や感じる力と合わせて理解する力となり、物事の本質をとらえるうえでなくてはならない力となります。人と喜びや感動を分かち合ったり、他人の痛みや悲しみを理解したりする能力にも繋がります。

小学校までは「国語力」を伸ばすことが大切

残念ながら、子供たちの国語力は年々低下していると言われています。その原因のひとつとなるのがテレビやゲーム、動画などによる刺激的な遊びによって本を読む機会が少なくなってしまったことです。学校教育では国語の知識や教養、価値観を教えるために語彙力、漢字や仮名遣い、句読点の正しい使い方や文章を書くための言葉の決まり、文章の組み立て方、言葉遣いや文体の違い、ことわざや慣用句などを学びますが、これらは実際の生活や文章の中で活用し、触れることによって実感として身につけることができます。つまりインプットした情報をアウトプットすることで確実に使いこなせるようになるのです。こうした経験をより多く持つことが国語力の向上に繋がります。将来国際的に活躍する人間になってほしいからと幼児期から英語教育に力を入れる親御さんも多いですが、日常生活で使わない英語を無理に詰め込んでも忘れてしまうことが多いのは圧倒的にアウトプットできる場所がないためです。小学校までの時期は何よりも国語力を鍛えるほうが先決です。国語力は他人との意志の疎通やコミュニケーション能力にも通じます。世代や国籍を超えて円滑なコミュニケーションをとるには表現力や想像力、情緒力が不可欠です。小学校のうちからこうした国語力を磨いておくことは各教科の理解をより深めるだけでなく、人間的にも将来的にも大きな財産となることを覚えておきましょう。

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<参考URL>

※1文部科学省「これからの時代に求められる国語力 」http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/toushin/04020301/003.htm

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