【中学生】勉強についていけない!そうならないためにやるべきことを解説
自分の子どもが中学生になってから、勉強についていけないという悩みをお持ちの保護者は多いのではないでしょうか?
中学生になると勉強が難しくなり、一つのつまずきが勉強についていけなくなる大きな要因となってしまいます。
高校入試を控える保護者にとって、自分の子どもが勉強についていけない状況は早めに解決したい問題ですよね。
勉強についていけない状況が続くと、自分の希望する高校に進学できないという結果を招いてしまうかもしれません。
今回は、中学生の子どもが勉強についていけない理由とその解決法についてまとめました。
この記事で紹介するサポートを行い、中学生の子どもが勉強についていける状況をつくりだしましょう。
1.勉強についていけない原因・理由
中学生になると、授業についていけないという悩みを持った子が増えます。
その理由は、小学校の時と比べ中学校の学習進度が早いということがあげられます。
学校の授業で次の単元に進むスピードが早く、今習っている内容が理解できないまま次の学習に進んでいってしまうため、次第に理解が追いつかなくなるのです。
その状況では、学校の授業は当然理解できず、勉強についていけないことに拍車がかかってしまいます。
勉強は基本的に前に習った学習を基にしているため、一度つまずくと中々取り戻せません。
例えば、数学の一次関数は、その前に習う比例・反比例がわからないままだとしっかりと理解することができません。
他にも、英語でto不定詞の形容詞的用法が理解できていないと関係代名詞がわからないなど、一つわからないことがあれば次の勉強についていけないのは当然なのです。
その結果、中学校の早い学習進度には追いつけず、勉強そのものについていけないという状況に陥ってしまいます。
また、小学校の学習内容がしっかりと定着しておらず、勉強の基礎自体が欠けている場合、そもそも中学生の勉強を理解することができません。
そのため、まずは勉強についていけない原因のうち、各教科のどういった単元でつまずいているのかを把握する必要があります。
場合によっては、小学生の学習内容まで遡る必要もあるでしょう。
理解できていない単元や学習内容を特定せずに学習していても、勉強についていけるようにはならないということを改めて抑えておきましょう。
2.勉強についていくためにやるべきこと
勉強についていけない原因・理由は、中学校での学習進度が早く、理解できていない単元があってもどんどん授業が進んでいくためであると解説しました。
では、勉強についていくためにはなにをやるべきでしょうか?
それは「予習」と「復習」です。
ここでは「予習」と「復習」それぞれのポイントを解説します。
2-1.予習
予習のメリットは、授業の前に教科書を読んでおいたり、問題を解いたりすることで、授業の内容が頭に入りやすくなることです。
予習をすることで「授業がわからない」「勉強についていけない」というリスクを抑えることができます。
なぜかと言うと、予習をしておくと授業の内容が頭に入りやすくなり、勉強が理解しやすくなるためです。
また、予習によって授業の内容を理解できると、勉強に対して自信を持つことができます。
自信がつくと勉強に対して前向きになり、自ら積極的に勉強するようになることでしょう。
このように、予習は勉強に対する好循環を生み出します。
予習のやり方については、先程紹介したように、事前に教科書に目を通すなどのことをしておくと良いでしょう。
より効果的な予習の方法は、予習する箇所がどういった単元の知識を必要とするのかを確認しておくことです。
予習する箇所が以前習った単元の知識を必要としているなら、復習すべきポイントを的確に抑えることができるためです。
予習することで授業の理解もしやすくなり、復習すべき単元を把握することができるため、子どもには予習の大切さを説いてあげましょう。
2-2.復習
予習と同じように大切なのが「復習」です。
冒頭からお伝えしているように、勉強についていけない原因は、中学校の学習進度が早く、今習っている単元が理解できないまま次の授業に進んでしまうことです。
それを防ぐには「復習」が最適です。
なぜならば、これまでの勉強を定着させることができ、授業についていけない状況を乗り越えることができるからです。
どんなに記憶力が良い人でも、勉強で覚えたことは次第に忘れていきます。
しかし、復習をすることで覚えたことを記憶に定着させることができるのです。
もちろん、1回の復習では全てを定着させることはできません。
覚えるまで繰り返し、何度も何度も復習し続けることが重要です。
学校の学習進度が早く、ついていくのが大変であれば、復習をすることで少しでも理解に努めるようにする必要があります。
子どもが復習をしていないのに勉強についていけないと言っている場合は、「復習はしたの?」と声をかけてあげると良いでしょう。
3.最初は学習をサポートしてあげることが大切
これまで、中学生の子どもが勉強についていけない原因・理由とついていくためにやるべきことを紹介してきました。
それを踏まえた上で、親は子どものサポートをしてあげましょう。
もしサポートが無い場合、勉強についていけないまま高校入試の日を迎えてしまいかねません。
特に小学生から中学生に上がりたての頃は小学校の時と比べ、授業スピードが早いため、親からのサポートが必要です。
先程紹介したような予習と復習の大切さを教えてあげる、こまめな声かけをするなどのサポートをして、子どもが勉強についていけなくなる事態を防ぎましょう。
勉強の補助をする参考書を買うというサポートも、勉強内容の理解を助けるという意味で有効です。
なお、小学校の頃と違って、中学生の勉強は難しいため、親が勉強を教えてサポートすることは難しいと思います。
親のサポートだけでは限界を感じるという方は、塾を活用することも検討しましょう。
塾であれば、カリキュラムの中で予習・復習どちらも対応した指導をしてくれることでしょう。
家庭内学習では子どもの集中力を維持させることが難しいかもしれませんが、塾であれば整った学習環境があり、集中力を持続できるでしょう。そして、勉強についていけるようになるための学習サポートが充実しています。
家庭内学習以上のサポートが必要な子どもの場合は、塾を検討し、親の方では中学生の早い段階から家庭内で予習・復習の声かけを徹底するようにしましょう。
4.まとめ
中学生の子どもが勉強についていけない理由とその解決法について解説してきました。
中学生の子どもが勉強についていけない状況は、予習と復習を徹底させることで解決できます。
また、小学校の学習進度と比べて中学校の学習進度は早いということを、改めて念頭に置いておきましょう。
もし、予習・復習させても勉強についていけるようにならない、あるいは予習・復習をすることができない、といったことでお悩みの方は、ぜひベスト個別指導学習会の個別指導を体験してみてください。
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