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そのイライラを爆発させないために!子育てにはみんな悩んでる

どれだけ我が子を大切に思っている人でも、いつも優しい気持ちでいられるとは限りません。子育ての中で腹が立ってしまうことは誰でも起こりうるからです。だからといって、仕方がないと諦めたり、イライラを我慢し続けたりするのは良くありません。そこで今回は、穏やかな気持ちで子育てをするコツやイライラの解消法について説明します。

1.子育てにはどうしてもイライラがつきもの

幼い子ども、特に赤ちゃんはなかなか大人の思いどおりには行動してくれません。それを理解していても、ついイライラしてしまうケースがあります。また、子育てに協力してくれない夫など、家族に対して腹が立ってしまうことも珍しくありません。そんな時、多くの母親は、自分は母親失格だと感じ、罪悪感を持ってしまうでしょう。しかし、子育てにおいてイライラするのはおかしなことではありません。2017年に行われたキッズラインのアンケートでは全体の9割の母親がそのような経験があると答えています。
イライラによるストレスが蓄積されていくと、爆発した怒りの矛先が子どもに向いてしまう恐れがあります。それがゆくゆくは、暴力や暴言という最悪の形になって表れ、子どもの体や心を傷つけるという取り返しのつかない事態を招きかねません。したがって、日頃からイライラを減らす対策を行ってストレスをため込まないようにすることが、子育てにおける大事なポイントになります。

2.こんなことにイライラ!子育てあるある場面

子どもが生まれると行動に様々な制約が生じてしまいます。自分1人のときは買い物ひとつをとってもマイペースに行動できたのに対し、子連れだと子どもの機嫌とりや体力の心配をしなければならないことにストレスを感じるケースが少なくありません。イヤイヤ期とも呼ばれる2歳は、自我が芽生えてきた影響により、言うことをますます聞かなくなるため、イライラを感じることが増えます。また、食べ物をこぼしたり外遊びで服をどろんこにしたりするなど、毎日のようにイライラを感じさせられる出来事が起こるようになります。
その他にも、おもちゃを散らかして後片付けをしないことや、食事に2時間近くかかることなどもイライラを感じやすく、トイレに行こうとして少し目の前からいなくなるだけで、泣きだして困ることもあります。夜になかなか寝てくれず、せっかく寝かしつけても、夫の帰宅時の物音で起きてしまうなど、朝から晩までイライラすることも少なくありません。

3.イライラしない子育てをするにはどうれば良いの?

子育ては自分の思うように進まないことが多いですが、どうすればイライラが湧き起こるのを防げるのでしょうか。ここでは、母親が実践しやすい3つのアイデアについてポイントを挙げていきます。

3-1.心に余裕を持つ

心に余裕を持つことがイライラの発生を抑えてくれます。「脱いだ服を片付けなければならない」というように、義務として捉えるとストレスがたまりやすくなってしまうので注意が必要です。「夜は9時までに寝なければならない」「ご飯の時間と言われたら着席して食事を開始しなければならない」など、クリアが必須のハードルを設けるのは良くありません。また、それらは自分が設けたハードルに過ぎないことも理解する必要があります。
自分の考えが、子どもや夫の考えと一致しない可能性を考慮しないと、要望を聞き入れてもらえずにイライラすることが多くなります。「しなければらならない」と考えてしまいがちなら、目標のハードルを「できたらラッキー」「できたらいいな」ぐらいに低く定めることで、心に余裕を持ちやすくなります。

 

3-2.時間に余裕を持つ

時間に余裕を持つこともイライラしにくくするテクニックの1つです。母親は子育てに注力できるわけではなく、家事も任されている事が多いです。子どもが大きくなり、自分も仕事に復帰すると、さらに忙しくなってしまいます。育児や家事をこなす時間を十分に確保できない焦りは、日々のイライラを助長させかねません。したがって、それらを完璧にこなそうとはせず、時間的な余裕を作るためにも、上手く手抜きをしていくことが大切です。
子どもが幼いうちは、一緒にいると何かと時間がかかってしまいます。お出かけする場合も、着替えやトイレへの付き添い、靴を履かせることなど、色々とサポートするので出発は遅くなります。時間がないとイライラしがちですが、感情に任せて叱っても意味がありません。自分だけの場合より時間がかかることを想定し、余裕を持ったスケジュールを立てましょう。

 

3-3.体力に余裕を持つ

体力に余裕を持つこともイライラの防止につながります。普段は許せることでも疲労していると腹が立ってしまう場合もあるので、体力が低下している産後は特に注意しなければなりません。夜泣きの対処をはじめとして、子どもの世話のために睡眠時間が削られてしまいがちです。その結果、体力が十分に回復しないまま、翌日の子育てに臨まざるを得ないという事態がよく起こります。睡眠不足なら子どもの昼寝の時間に合わせて自分も眠るといった工夫をして、できるだけ疲労の蓄積を防ぐようにしましょう。
また、体力をつけて疲れにくくするため、筋力トレーニングを行うのも1つの手です。そのような時間がないのであれば、少しでも体力の回復を促すために、疲れに効果的な漢方やサプリを活用するという方法もあります。

4.子育て中でもできる!イライラ解消方法

心や時間に余裕を持つことが大事と分かっていても、そうできない場合もあるでしょう。やはり腹が立つことも想定しておかなければならないので、イライラを解消する方法を以下に紹介します。

4-1.自分一人で過ごす時間を作る

子育て中だからといって、常に子どもから目を離さずに世話をしていると息がつまってしまいます。なかなか家事を進められず、理想とは程遠い現状を嘆くことになり、ストレスがたまりやすいです。そのようなつらい状態になっているのであれば、自分だけの時間を確保することでリフレッシュできます。例えば、週末に1時間だけでも夫に子どもを任せて、趣味やショッピングなど自分の好きなことを自分のペースで楽しめれば気分転換になるでしょう。
そう言われると、出費が気になるかもしれませんが、たまったストレスが爆発し、虐待など最悪の事態を引き起こすのを防ぐ事の方が大事です。保育園の一時保育や民間の一時預かりなどのサービスも使い、上手く自分1人のリフレッシュできる時間を作るように心がけましょう。

4-2.同じ悩みを持った人と悩みを共有する

同じ年頃の子どもを持つ親同士は、子育てに関して共通の悩みを抱えている可能性が高いです。そのようなママ友などがいれば、子育てについて話し合うことでストレスの解消になる場合があります。自分だけが悩んいるわけではないと実感するだけで、ずいぶんと精神的に楽になるケースもあるでしょう。一緒に子連れでランチに行っておしゃべりをすれば、気分が軽くなって午後からの子育ても頑張りやすくなります。
ママ友が身近にいなければ、インターネットを活用すると良いでしょう。今現在は、SNSやブログで子育ての悩みについて発信している母親はたくさんいます。身近にいるママ友ではない為、周囲の関係を気にせず思い切った相談等もできるかもしれません。
また、男性に同様の話をすると、男性側は良かれと思って解決策を考えて説明しようとするケースがよくあります。愚痴を聞いてもらいたいのに、そのような対応をされてしまうとストレスがかえって増えるかもしれません。したがって、愚痴を夫に話す場合などは、解決策を求めてないことを最初に告げておくこともポイントです。

4-3.自分の好きなものを食べる

子育て中の母親は色々と我慢してしまうことがあります。自分の好きな食べ物を控えるのもその1つで、子どもが食べられるものや好きなものを優先して食事を準備するため、多くの場合は自分の好みを無視した献立になってしまいます。子育てで食育を意識することは欠かせませんが、重視しすぎると母親自身が食事で満足できる機会は減ってしまうでしょう。そのような状態だとストレスを発散しにくいので、好きなものを食べる機会を作ることも大切になります。
いくら子育てを頑張っても、他人がそれを評価して褒めてくれることは多くありません。これからも頑張れるように自分を励ます意味も込めて、日頃のご褒美として好きなものを食べる機会を持つようにすると良いでしょう。

4-4.無理をせずに助けを求める

自分一人で子育てに関するつらさを抱え込むのは良くありません。母親だからといって、子どものことは何でも自分だけで対処するような生活は、ストレスを増幅させる原因になります。したがって、無理を続けるのではなく、素直に夫や家族に相談して協力を仰ぐのが望ましいです。とはいえ、望みを聞き入れてもらえるとは限らず、「ワンオペ育児」と呼ばれる状況になっているケースも珍しくありません。そのような場合でも自暴自棄にならず、他の人を頼ることを検討することも大事です。
周囲に助けてくれる人がいないなら、自治体を頼るという手もあります。市区町村の役所にある相談窓口に行けば、アドバイスや育児サービスの紹介などを受けられるでしょう。地域の支援センターを訪問する方法もありますし、諦めない限り何らかのサポートは見込めます。悩みを持ったまま独力で乗り越えようとはせず、まずはサポートを提供しているサービスなどを探してみましょう。

5.イライラが爆発しそうな時の抑えるコツ2つ

爆発しそうなイライラを抑えるためのテクニックもあります。わずかな工夫によって大きな効果を期待できるので、以下に挙げるコツを把握しておきましょう。

5-1.叱る前に6秒の深呼吸

イライラが募っていき頂点に達したときに冷静な判断をするのは困難です。その瞬間に叱ってしまうと、怒りの感情に任せて不用意な暴言を吐いてしまい、それを聞いた子どもは深く傷つくことになりかねません。また、子どもが落ち込んでいる様子を見て、自己嫌悪に陥る母親もいます。そのような事態に陥るのを避けたいなら、怒りが最高潮になるのと同時に怒鳴りつけるという短絡的な流れを変える工夫が必要です。
自身の怒りと上手に付き合う方法でアンガーマネジメントというものがあります。アンガーマネジメントでは、人間は最も怒ってから落ち着いた状態になるまで、6秒ほどの時間を要すると考えられています。具体的には、イライラが膨らんでいき、頂点に達しそうな兆候を感じたら、6~10秒ぐらい深呼吸をしたり数をカウントしてやり過ごしましょう。

 

5-2.「怒る」前に話を「聞く」

深呼吸などをして6~10秒が経過すると、多くの場合でクールダウンしたことを実感できるでしょう。だからといって、すぐに叱ろうとしてはいけません。言いたいことがたくさんあっても、まずは子どもの意見に耳を傾けることがポイントです。叱られることをした理由を尋ねると、多くの場合は何とかこちらに気持ちを伝えようとしてくれます。それを真剣に聞いてあげると、母親が自分を受けいれようとしていることを感じ、子どもは安心できるようになります。
そうして2人とも落ち着いて話せるようになったら、子どもの行動のどこが良くなかったのか説明します。あくまでも行動を焦点とし、「駄目な子」というような人格否定につながることは言わないようにしましょう。

子育てのイライラはひとりで抱え込まないで

子育ては穏やかな気持ちで行うのが理想ですが、完全にイライラの発生を防ぐのは困難であるのが実情です。イライラを放置してストレスをためこんだり、悩みすぎて自分を責めたりしてはいけません。上手く自分の感情と付き合いながらストレスを発散していくことが大切です。そのための工夫をして、愛しい我が子と笑顔で一緒にいられる貴重な時間を積み重ねていきましょう。

 

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