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宿題をやらない子どもは何が原因?子どもに宿題をしてもらう対策も併せて紹介!

子どもが学校で出された宿題をやらないと、学力が不安になりますよね。

 

しかし、宿題をやらせようと働きかけても、なかなか答えてくれないことがあります。

子どもには子どもなりに宿題をやりたくない理由があるので、じっくり向き合いましょう。

 

この記事では、子どもが宿題をやらない原因と対策、家族が協力することの重要性を解説していきます。

1.なぜ宿題をやらないのか?

子どもが宿題をやらないとき、「めんどうくさいから」という言葉で片づけてしまいたくなります。

しかし、めんどうくさいにも様々な背景があるはずです。

 

ここでは、めんどうくさいについて説明していきます。

1-1.宿題はやらされているから

多くの子どもたちにとって、宿題は積極的にやりたいものではありません。

 

そもそも勉強自体が嫌いな子どももいるので、宿題をしたくないという気持ちが勝ちます。

教師や親から宿題を「やらされている」と感じるようになることで、ますますモチベーションは下がっていってしまいます。

 

また、宿題をやらなければいけない理由を分かっていない子どももたくさんいます。

本来、毎日の予習復習で、宿題は重要な役割を果たしています。

宿題を怠けずにこなせば、授業で学んだ内容の理解も深まって学力に結びつくはずです。

 

ただ、子どもはそこまで考えて勉強をしているわけではありません。

そのため、意味の分からない作業を強制されている苦痛から逃れようと考えてしまいます。

 

こうした発想に傾いていくと、子どもは宿題以外のスケジュールを優先したくなっていきます。

友達と遊んだり、ゲームをしたりなど自分がしたいことをして、宿題を後回にします。

一度、先送りにした宿題になかなか取り掛かろうという気持ちになりにくいので、最後までやらないまま過ごしてしまいます。

1-2.わからないことへ抵抗がある

子どもの「めんどうくさい」は抵抗感の表れでもあります。

そもそも強制的に宿題を押し付けられているだけでも苦痛なのに、内容まで分からないとなるとますます心理的な抵抗感は強まっていきます。

 

人間は理解しがたく、未知の領域のものについては自然と拒絶反応を示します。

 

子どもが宿題をめんどうくさいと考えているとき、内容をきちんと分かっていないケースが多いです。

2.宿題を習慣化させる方法

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「やらされている」という感情で宿題と向き合っている限り、子どものモチベーションは上がりません。

自分から「やる」と考えられるようになれば、能動的に宿題をできるように変わっていきます。

 

ここからは、宿題を習慣化させる方法をまとめました。

2-1.ルーティン化させる

徹底的に宿題を習慣化させてしまえば、抵抗感なく取り組めるようになります。

家に帰ってきてからの行動をルーティンにして、宿題もその一部にしてしまいましょう。

 

例えば、帰宅後はとりあえず机に向かわせます。それから宿題を出し、筆箱も隣に置きます。

次に、宿題のページを開かせます。

このように、ルーティンは細かい作業の積み重ねで作り上げるのが理想です。

 

1つ1つをできるだけ簡単な作業にしておくのもコツです。

達成までの間に難しさを感じないので、子どもはルーティンを素直に受け入れやすくなります。

 

ルーティンでは、宿題に直接関係のない行動も組み込んでおきましょう。

宿題のためだけに組まれたルーティンだと、子どもの「めんどうくさい」という気持ちはなかなか解消されません。

 

しかし、手洗いやうがい、着替えといった当然の習慣の先に宿題があれば、抵抗感が薄まります。

習慣が定着すると、子どもはむしろ、習慣を崩すほうが違和感を覚えるようになっていきます。

その段階までルーティンを覚えさせることができたなら、自主的に宿題もしてくれるでしょう。

 

2-2.宿題をやる=褒められるパターンを作る

達成感のなさは子どもが宿題をやりたがらない大きな要因として挙げられます。

親や教師は宿題を「やって当然」と考えてしまう傾向にあります。

 

しかし、子どもからすれば宿題をやり遂げるだけでかなりの労力を使っているのです。

 

勉強が好きではなかったり、苦手だったりする子どもにとっては労力がより大きくなります。

子どもが宿題を終えたなら、親はしっかりと褒めてあげましょう。

 

また、おやつをあげたりゲームを許したりといったご褒美も効果的です。

子どものやる気を高められるスイッチをいくつも準備しておけば、自主的な取り組みを習慣化できます。

 

褒め言葉やご褒美があると、難しい内容の宿題でさえ、子どもは挑戦する気持ちで向き合えます。

前向きな感情で勉強できるので、吸収力も高まるでしょう。

 

そのほか、自己肯定感を生み出せるのもメリットです。

子どもは自分が努力したことを大人から認められる瞬間を喜びます。

「自分はすごいことを達成した」と心から思えるので、自信につながって精神的にも安定します。

宿題をした子どもを褒める行為は、人格形成にも一役買っています。

2-3.親と一緒に宿題をやる

低学年の子どもだと、自分一人だけではやる気を起こせないこともあります。

 

そのような場合、親が側にいてあげるだけで承認欲求が満たされる可能性もあるので、一緒に宿題を見てあげましょう。

ときどき優しく声をかけてあげると、子どもは「気にしてもらえている」との実感を持ちやすくなります。

そして、親に褒められたいという気持ちから頑張って宿題に取り組んでくれます。

 

宿題を見てあげるときの注意点は、きつい口調にならないことです。

大人の目からすれば、簡単なミスをしたり学んだばかりのことを忘れたりしているのを見ると、じれったくなる瞬間も出てきます。

 

ただ、そのようなときに子どもを叱ってしまうと、子どものモチベーションは大幅に下がっていきます。

親に宿題を見られる時間が楽しくなくなり、ますます勉強への苦手意識が強まっていくでしょう。

 

子どもの宿題を見る時間は大切なコミュニケーションです。

子どもにとって居心地のいい雰囲気を作り、やる気を自然と湧き上がらせることが大事です。

2-4.宿題をやりやすい環境づくりをする

環境によって子どものやる気は大きく変わります。

ただ、子どもが集中しやすい環境は家庭によって異なるため、親は臨機応変に対応しなければいけません。

 

例えば、一般的には「宿題は子ども部屋で勉強机に座って行うもの」とされています。

 

しかし、子ども部屋にはおもちゃや漫画といった誘惑が潜んでいます。

リビングなど、親の目が届く部屋で宿題をさせるほうがほどよい緊張感を持たせられることもあります。

 

また、宿題をしている際にテレビをつけるのも止めましょう。

テレビが気になってしまい、宿題が進まなくなってしまうからです。

 

散らかった机の上で勉強をしたがらない子どもも少なくありません。

小さな子どもなら机の掃除を習慣化するのは難しいので、親がこまめに整理してあげることも大切です。

 

そして、子どもの集中力を妨げるような騒音をできる限りシャットアウトします。

ラジオや音楽が聴きたいときでも、子どもが勉強している間は親も一緒に我慢しましょう。

親がスマートフォンを見ている姿なども、子どもから「自分は遊んでいるのに」と思われてしまいます。

 

子どもがリラックスして宿題に集中できる空間を意識的に生み出すことが肝心です。

3.宿題をやらない子にやってはいけないこと

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何度注意しても宿題をやりたがらない子どもに苛立つのは仕方がありません。

ただ、その感情をぶつけても、子どもは意味が分からず戸惑ってしまいます。

 

この段落では、宿題をしない子どもに対してやってはいけないことを紹介していきます。

3-1.命令や指示をしてしまう

まず、「命令口調」は厳禁です。子どもが宿題をやらないとき、「やれ」と言ってしまうと余計に反抗心が芽生えてしまいます。

せっかく宿題をやろうと考えていたのに、親から命令されてしまうことでかえってやる気をなくす子どももいます。

そうなれば、親に反抗したいという新たな目的が生まれてしまうため、なかなか宿題に取り組もうとしません。

 

また、宿題を始めた子どもに対してあれこれと指示を出すのも避けましょう。

親からすれば、アドバイスのつもりで「ここはこの公式を使いなさい」「これは昨日やったでしょう」と言いたくなるものです。

 

しかし、一方的な指示は子どものプライドを傷つけます。それだけでなく、指図をしてくる親の態度を嫌う子どもも少なくありません。

最悪の場合、「親にいろいろ言われるから宿題をしたくない」という発想に偏ってしまうのです。

 

宿題をするのは結局のところ、子ども自身です。

子どもが宿題の意味を理解し自分から向き合おうとしなければ、いつまで経っても「めんどうくさい」という気持ちは消えません。

 

子どもを見ていて口出ししたくなる瞬間が来ても、とりあえずはぐっと堪えましょう。

そうやって子どもの自主性を育めば、宿題を必ずする健全な習慣へとつながります。

3-2.イライラした態度を出してしまう

大人は宿題をしないと授業についていけなくなる可能性があると理解しています。

また、教師からの学力評価にも宿題の提出率は響くでしょう。

 

これらの事情を知っているからこそ、子どもが宿題をしていない状態にイライラしてしまいます。

ただ、大人がいくら苛立ちを露わにしても子どもがやる気を出してくれるとは限りません。

 

むしろ、大人の態度を怖がったり腹立たしく思ったりするので、余計に宿題への抵抗感を強めていくケースもあります。

 

また、最初は恐怖心から大人に従っていた子どもも、毎回怒られていたのでは状況に慣れていきます。

そういった場合、少々きつく叱っても、子どもには響かないでしょう。

 

子どもに宿題をさせるにはあくまでも子どものペースを大切にします。

大人は環境を作ったり、気をつかったりすることに徹して強制的に宿題をさせないように心がけます。

 

また、大人が子どもにイライラさせられるのは、相手の気持ちを汲み取れていない証拠です。

子どもからすれば、「怒るばかりでちっとも親が協力してくれない」などの複雑な感情を抱いている可能性があります。

 

子どもの気持ちに寄り添い、行動を理解してあげようと努めれば自然と苛立ちも静まって冷静にコミュニケーションをとれるはずです。

4.自主的な姿勢を育てよう!

親が宿題をしない子どもに対してできるのは、快適な環境づくりです。

そのうえで、実際に勉強を「やる」のは子どもであり、「やらされる」のは望ましい状況といえません。

 

宿題に向かう過程をひとつずつ習慣化させることが大事です。

ときには親も一緒になって宿題を見てあげるなど、子どものやる気を育めるように付き合っていきましょう。

 

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できたことはしっかり褒めることで「もっとやりたい」という向上心を育み、学力向上を図るとともに生徒の自主的な姿勢を育てていきます。

 

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